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マネパ為替分析 日刊レポート

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「付いていく」は禁物も、「丁寧な買い拾い」で対処…!?

2020年06月30日

◆ ユーロ主導の“揺れ動き”

「月末要因/四半期末要因」に伴う動きにて、昨日は下へ上へと“揺れ動き”ました。。

まずは“ユーロ買い→ドル売り”を背景に、ドル円は下値を模索しました。
しかし東京タイム/欧州タイム序盤に“107.04円”で食い止めると、その後は一転して“ユーロ売り→ドル買い”へと傾斜し、上値を探りました。
昨日発表の米住宅販売保留指数が“統計開始以来の大幅上昇(+44.3%)”となったことも、後を押した印象があります。
ドル円は9日以来となる“107.88円”へ、上昇していきました。

もっとも「コロナ感染第2波」は顕著であり、“リスク回避姿勢”そのものは変わっておりません。
このため米10年国債利回りは“先月15日以来の水準(0.622%)”へ低下するなど、金利面ではまだ逆風が吹いています。
この影響もあり、その後は“上げ渋り”に転じて、東京タイムにつないでいます。


◆ 本日の突破は難しい…? - 日銀想定レート

明日に「6月日銀短観」を控えるスケジュール感を考えれば、“想定レート(3月時は107.98円)”を巡っては「思惑が交錯しやすい」と見るのが自然です。
つまり突破するにしても、「時間がかかる」「本日は厳しい」と見るのが妥当ということになります。

それでも本日は「香港国家安全維持法の承認」が見込まれていますので、「米中緊迫化」が再テーマ化してもおかしくありません。
そして直近の“リスク回避姿勢”は、「イメージは下方向」は従来通りであるものの、「円買い≦ドル買い」で反応するケースも少なくない…?

「(高いところを)付いていく」はまだ禁物といえそうですが、やはり「(押したところは)丁寧な買い拾い」では対処したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:108.404(6/5~6/23の61.8%戻し、日足・一目均衡表先行スパン上限、200日移動平均線、週足・一目均衡表先行スパン上限、+1σ)
上値4:108.343(ピボット2ndレジスタンス)
上値3:108.127(50週移動平均線)
上値2:108.000(大台、日足・一目均衡表基準線、6/5~6/23の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:107.883(6/29高値、100日移動平均線、週足・一目均衡表先行スパン下限/転換線、20週移動平均線、月足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:107.576(20日移動平均線)
下値1:107.383(50日移動平均線)
下値2:107.232(日足・一目均衡表先行スパン下限、6/23~6/29の38.2%押し)
下値3:107.115(ピボット1stサポート)
下値4:107.000(大台、6/29安値、日足・一目均衡表転換線、6/23~6/29の50%押し)
下値5:106.798(6/26安値、6/23~6/29の61.8%押し)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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