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マネパ為替分析 日刊レポート

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「放れるならば上方向」…!?

2020年10月14日

◆ 静かな一日 – やや巻き戻し先行

昨日は「人民元絡みの波乱」もなく、比較的“静かな”一日となりました。
ただ「米追加経済対策」は一向に進展せず、「新型コロナワクチン、治験の一時中止」という報道も流れました。
15日に期限が迫る「Brexitリスク」も意識されており、幾分“リスク回避姿勢”に傾斜した印象があります。
このためドルは“買い戻し”が目立ち、ストレート通貨は軒並み“下落”に転じました。
もっともドル円にとっては“綱引き(昨日はドル買い⇔円買い)”であることに変わりはなく、このため“やや反発”したものの、“動意が乏しい”は何ら変わっていないのが実状といえます。


◆ 本日も「膠着」が基本、ただ…?

このところ“リスク回避/選好”が揺れ動き、これがマーケットをけん引していますが、「方向感が定まる」ほどの勢いは見られておりません。
このため “揺れ動き”は見られるが、本日も “動意は乏しい(特にドル円は…)”と見るのが自然ということになります。

東京タイムは“円主導”になりやすいだけに、“上値の重さ”が先行する可能性は否めないところがあります。
しかしながら昨日記した“9/21~10/7の50%押し(105.053円)”の手前となる“10/13安値(105.228円)”にかけて、新たに「ドル買いオーダー」が積み上がったと聞き及びます。
つまり割り込むには「さらに新たな材料が必要」と見るのが自然ということになります。

もちろん上方向も“10/8~10/13の61.8%戻し(105.771円)”の手前である“10/13高値(105.624円)”付近に「ドル売りオーダー」が展開しているとされますので、同様のことがいえそうです。
ただこちらは“日足・一目均衡表先行スパン下限の切り上がり(105.843円→106.073円)”が見られる分だけ、可能性はある…?

基本的には「次なる材料待ち」であり、それまでは「レンジ内での膠着」と考えますが、「放れるならば上方向」は頭の片隅に残しておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.107(10/8高値、日足・一目均衡表先行スパン下限)
上値4:106.000(大台、10/9高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:105.838(ピボット2ndレジスタンス、50日移動平均線、10/8~10/13の61.8%戻し、+1σ)
上値2:105.731(10/12高値)
上値1:105.624(10/13高値、10/8~10/13の50%戻し、、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:105.475(週足・一目均衡表転換線、日足・一目均衡表転換線)
下値1:105.379(10/13安値後の61.8%押し、20日移動平均線)
下値2:105.228(10/13安値、ピボット1stサポート)
下値3:105.146(日足・一目均衡表基準線)
下値4:105.053(9/21~10/7の50%押し、大台、ピボット2ndサポート)
下値5:104.933(10/2安値、-1σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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