FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

「基本は膠着」、でも“動意薄”ではなく“揺れ動き”…!?

2020年10月16日

◆ 昨日は“リスク回避→ドル買い” - 105円半ばに反発

「英-EUの通商協議(いわゆるBrexit交渉)」の進展は見られなかった昨日は、「(欧米の)新型コロナ感染再拡大」「米追加経済対策への不透明感」が囃されました。
この影響から“リスク回避姿勢”が先行し、“ドル買い・円買い”が全般的に進行していきました。
ドル円にとっては「綱引き(ドル⇔円)」である状況に変化はありませんが、NYタイムは「ドル主導になりやすい」ということもあり、緩やかに“105.491円”へと押し戻されていきました。


◆ 本日もポイントは「英-EUの通商協議」…?

こうして“下値の堅さ”こそ示されたものの、“上値の重さ”はそのままというドル円…。
冒頭の3懸念に方向性が見えてこない限りは、「基本は膠着(レンジ内での揺れ動き)」と見るのが自然といえるかもしれません。
ただそのうちの1つ「英-EUの通商協議」に関しては、早々に「方向性が打ち出される」という可能性が見え隠れしています。

昨日より始まったEU首脳会議では、「数週間の交渉継続」が決定されました。
しかし「英国側の譲歩が必要」との認識も、正式に表明されました。
これに猛烈に反発しているのが英国側ですので、再び「交渉打ち切り」をかざしても不思議ではないところです。
ただ「交渉打ち切り」ともなれば“リスク回避姿勢”は避けられず、逆に「交渉継続」となったとしても、当事国通貨(ポンド・ユーロ)の“戻りは鈍い”と見るのが自然…?
そうなるとどちらに転んでも、基軸通貨(ドル)には“買い圧力がかかる”という可能性も…?


「次なる材料待ち」の状況に変化はないだけに、まずは「交渉継続/打ち切り」を見極めようとするムード(膠着)が蔓延するでしょう。
ただそうした状況下でも、“全くの動意薄”というわけではなく、“適度な揺れ動き”を見せると考えるべきでしょう。
そしていざ飛び出した際に“ドル買い”として機能する展開には、大いに期待したいところです。
あくまで次なる材料次第ではありますが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:106.107(10/8高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、+2σ、ピボットハイブレイクアウト)
上値4:105.985(日足・一目均衡表先行スパン下限、大台)
上値3:105.731(10/12高値、50日移動平均線、+1σ、10/8~10/15の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:105.624(10/13高値、日足・一目均衡表転換線、10/8~10/15の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:105.513(10/14-15高値、週足・一目均衡表転換線)
前営業日終値:105.411(20日移動平均線)
下値1:105.128(日足・一目均衡表基準線、ピボット1stサポート)
下値2:105.034(10/15安値、大台、-1σ、9/21~10/7の50%押し水準)
下値3:104.933(10/2安値)
下値4:104.825(9/23安値、9/21~10/7の61.8%押し、ピボット2ndサポート)
下値5:104.703(-2σ、ピボットローブレイクアウト)

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの証拠金は、為替リスクを想定し通貨ペアごとに当社が定める額と、金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額のうちいずれか大きい額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > マネパの為替分析 日刊レポート > 「基本は膠着」、でも“動意薄”ではなく“揺れ動き”…!?