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マネパ為替分析 日刊レポート

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“損失確定売り”は目立たず…!?

2020年11月19日

◆ “リスク回避姿勢”に揺り戻し… - 104円割れ

見誤った…。

「新型コロナワクチン開発」を巡る“ポジティブ”は継続したものの、昨日は「新型コロナ感染再拡大」という“ネガティブ”へと移行しました。
米株式は“続落”、センチメントは“リスク回避姿勢→円買い”が優勢となる中、ポイントと見ていた「104円ラインを巡る攻防戦」を下方向に放れました。

ただ懸念した“損失確定売り”は、目立つことはありませんでした。
このため“103.651円”へと下値を拡大したもの、警戒する“11/6安値(103.176円)”を目指す動きに発展することもありませんでした。


◆ それでも「何が何でも…」は後退する可能性…?

「2つの誤算(104円割れ/損失確定売りは目立たず)」が発生した昨日ですが、冒頭で記した「新型コロナワクチン開発」「新型コロナ感染再拡大」に揺れ動く展開は変わっておりません。
そして「相反する2つのテーマ」が“混在+拮抗”している状況を考えれば、引き続き「方向感定まらず」と見るのが自然です。

それでいて昨日と異なるのは、「損失確定売りは目立たなかった」という事実です。
「何が何でも…」という意識が後退する可能性は高く、「ポジション調整(利益確定の買い戻し)」が入る可能性も否めないところがあります。


◆ 懸念は残り続けるが…!?

“103円後半”という当該水準は、「5日の急落時(104.525円→103.437円)」「9日の急騰時(103.178円→105.645円)」共に素通りをした、いわゆる「真空地帯」に当たります。
このため「チャート上の節目がほとんどない」「どちら方向にも大きく揺れ動く可能性」は否めず、「“11/6安値(103.176円)”を目指す」という可能性も払拭されたわけではありません。
それでも昨日に続いて「幾分巻き戻し」を基本とし、神経質なマーケットと対峙したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.423(11/11~11/18の38.2%戻し、日足・一目均衡表基準線/転換線、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:104.197(11/18高値)
上値3:104.107(ピボット1stレジスタンス)
上値2:104.000(大台)
上値1:103.923(200月移動平均線、-1σ)
前営業日終値:103.789
下値1:103.651(11/18安値)
下値2:103.561(ピボット1stサポート)
下値3:103.404(-2σ)
下値4:103.333(ピボット2ndサポート)
下値5:103.176(11/6-9安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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