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マネパ為替分析 日刊レポート

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「米追加経済対策」で揺れ動く…!?

2020年12月28日

◆ クリスマスでは仕方なし… - 全くの“動意薄”

クリスマスムードに包まれた先週末は、ほぼ動意のない展開でした。

「Brexit協議合意後に上昇→ポジション調整にて反落」となったポンドの動きが幾分目立ったものの、概ね小動きに終始しました。
ドル円は“わずか15pips弱(103.498-644円)”しか動いておらず、全くの膠着だったといえます。


◆ どこまで流動性が回帰するかは不明…? - 本日も欧州勢は不在

本日も「欧州勢が不在(ボクシング・デーで英連邦圏は休場)」となるだけに、どこまで流動性が回帰するかは不明といわざると得ません。
このため「動きづらい」が基本となる可能性が高く、期待は「NY勢参戦以降」と見るのが自然ということになります。
ただその米国では、トランプ大統領が難色を示す「米追加経済対策」が動き出す可能性が指摘されています。

「米つなぎ予算」が期限(本日28日)を迎えるだけに、このままだと「失業者支援策/家賃滞納者保護策」は失効、「政府機関・一部閉鎖」が現実のものになるとの懸念が存在しています。
一方で、米下院(民主党)では「本日、新法案を提出・採決の見込み」と伝わっており、「トランプ大統領が署名」という期待感も存在しています。

年内に成立しなければ“年明け3日に現行法案は白紙化→さらなる時間が必要”となることを考えれば“幾分、後者優勢(リスク選好)”を想定していますが…?
後は「ヘッドライン次第」、慎重に成り行きを見極めたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:104.147(12/15高値)
上値4:104.000(大台)
上値3:103.913(12/16高値、12/21高値、200月移動平均線、11/11~12/17の38.2%戻し水準、12/10~12/17の61.8%戻し水準)
上値2:103.763(12/24高値、20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
上値1:103.644(12/25高値)
前営業日終値:103.569
下値1:103.450(12/24-25安値、-1σ)
下値2:103.350(12/23安値、日足・一目均衡表転換線)
下値3:103.250(12/21-22安値、12/17~12/21の61.8%押し水準)
下値4:103.083(12/18安値、12/17~12/21の76.4%押し)
下値5:103.000(大台、-2σ)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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