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マネパ為替分析 日刊レポート

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“ガチガチ”は昨日以上…!?

2021年09月08日

◆ “ドル買い+円売り”のダブル進行 - 110円前半

米10年債利回り上昇に引っ張られて、昨日は“ドル買い戻し”が優勢となりました。
一方でリスク選好を背景にした“円売り”も継続しており、ドル円はダブルで上昇圧力がかかった格好といえます。
こうして欧州タイムには“110.00円”に到達し、居並ぶドル売りオーダーを次々と消化すると、NYタイム終盤には“110.313円”へと駆け上がりました。


◆ ただ「要人発言」を控え…

こうして方向性は“想定通り”に、しかしスピード感は“想定以上”の動きを見せた昨日のドル円ですが、問題はここから先です。
本日の「ウィリアムズNY連銀総裁/カプラン・ダラス連銀総裁講演」を皮切りに、週末にかけては「FRB要人発言」が相次ぐからです。

米雇用統計の悪化で、「9月テーパリング決定は見送り」との見方が大勢を占めています。
ただ「11月 or 12月テーパリング決定」という可能性は消えたわけではなく、くすぶり続けているのが実状といえます。
このため発言内容次第では、またぞろ「テーパリング観測再燃」となってもおかしくない…?


◆ “レンジ切り上げ”には成功したが…?

後は発言内容次第ということになりますが、オーダー状況を見ると“110.30-40円”にドル売りオーダーは堆く展開しているとのことですので、突破には骨が折れると見るのが自然です。
一方でドル買いオーダーは“110.10-00円”に分厚く展開しているものの、“110.00円割れ”からも断続的に設定されていると聞き及びます。
つまりレンジこそ切り上がったものの、上下ガチガチという状況は変わらない…。
いや、実は昨日以上…。

気にしておきたいのは「米10年債利回り動向」ですが、“1.40%超 or 1.33%割れ”でも目指してこない限り、本日に関しては「当該レンジ内(小動き)」を想定したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:110.971(7/6高値、大台)
上値4:110.815(7/7高値、8/11高値)
上値3:110.721(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:110.544(8/12高値、+2σ、ピボット1stレジスタンス)
上値1:110.455(8/13高値、9/1高値)
前営業日終値:110.284
下値1:110.110(日足・一目均衡表先行スパン上限、+1σ)
下値2:110.035(50日移動平均線、日足・一目均衡表転換線、9/3~9/7の38.2%戻し、大台)
下値3:109.953(9/3~9/7の50%戻し、日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値4:109.867(9/3~9/7の61.8%戻し、20日/20週移動平均線、ピボット1stサポート)
下値5:109.769(100日/100月移動平均線、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:82.328(7/15高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:82.023(9/3高値、9/7高値、200日移動平均線、大台)
上値3:81.854(9/6高値、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線、ピボット
1stレジスタンス)
上値2:81.714(9/7高値後の61.8%戻し)
上値1:81.632(9/7高値後の50%戻し)
前営業日終値:81.481(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:81.355(週足・一目均衡表転換線、+1σ)
下値2:81.254(9/3安値、9/7安値)
下値3:81.181(ピボット1stサポート)
下値4:81.028(8/27~9/3の38.2%押し、50日移動平均線、大台)
下値5:80.886(9/2安値、50週移動平均線、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

154.063(7/6高値、大台)
153.809(100月移動平均線)
153.484(7/13高値、7/29高値)
153.319(8/10-11高値)
153.197(8/12高値)
153.094(+2σ)
153.000(大台)
152.765(100日/20週移動平均線)
152.550(8/13高値)
152.343(8/10~8/20の76.4%戻し)
152.293(9/3高値、9/6高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表基準線)
152.218(9/7高値、+1σ)
前営業日終値:152.029(大台)
151.902(50日移動平均線)
151.777(日足・一目均衡表先行スパン下限)
151.495(9/7安値)
151.350(9/2安値、8/27~9/3の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
151.230(9/1安値、日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線)
151.163(8/27~9/3の61.8%押し)
151.063(8/31安値、8/20~9/3の38.2%押し)
150.947(8/30安値、週足・一目均衡表転換線、大台)
150.738(8/20~9/3の50%押し)
150.443(8/25安値、8/27安値、-1σ)
150.370(8/20~9/3の61.8%押し)
150.056(8/24安値、大台)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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