◆ “タカ派寄り”だが、“タカ派寄り”でない - パウエル発言

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マネパ為替分析 日刊レポート

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“下値は堅い”は変わらないが…!?

2022年01月12日

◆ “タカ派寄り”だが、“タカ派寄り”でない - パウエル発言

注目の「パウエルFRB議長発言(乗員・指名公聴会)」は、基本的に“タカ派寄り”でした。
しかし想定の範囲内に留まったことから、マーケットは“想定ほどタカ派寄りではない”と受け止めました。
こうして米10年債利回りは“低下(一時1.73%)”、米株式は“反発(NYダウは183ドル高)”する中、“ドル売り”そして“円売り”が進行しています。
ただしパフォーマンス的には“円売り”が上回っており、ドル円は“緩やかに反発(一時115.676円)”しています。


◆ 引き続き“金利面”“リスクセンチメント面”の両睨み…

もっとも「過度な米金利先高観」は後退しつつあるものの、反転したわけではありません。
このため米10年債利回りの“急低下(1.70%割れ等)”は想定しづらく、「オミクロン株の感染急拡大」を考えれば米株式の“さらなる急騰”も期待薄といわざるを得ません。
そうなると“金利面”では下値が支えられやすいものの、“リスクセンチメント面”では上値が押さえられる可能性が高い…?


◆ スケジュール感的にも“上値模索”と見るのは…?

本日も「米CPI」「米地区連銀経済報告〈ベージュブック〉」が予定されていますので、結果を見るまでは“動きづらい(様子見)”になると見るのが自然です。
場合によっては“(昨日の)ポジション調整”が入ってもおかしくない状況下、このまま“上値模索”に転じたと考えるのは…?

オーダー状況を見ても、昨日同様、“115.00円”にはまとまった規模の「ドル買いオーダー」が、一方で“115.40-60円”には「ドル売りオーダー」が設定されていると聞き及びます。
“下値は堅い”、押すところがあれば“積極的な買い拾い”との見方は変わっていませんが、現時点では“高いところをついていく”はやはり手控えたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.914(ピボット2ndレジスタンス)
上値4:115.848(1/10高値、1/4~1/10の61.8%戻し)
上値3:115.676(1/11高値、1/4~1/10の50%戻し、日足・一目均衡表転換線)
上値2:115.601(ピボット1stレジスタンス、+1σ)
上値1:115.521(1/11高値後の61.8%戻し)
前営業日終値:115.287
下値1:115.124(1/11安値)
下値2:115.043(1/10安値、ピボット1stサポート、大台)
下値3:114.947(1/3安値、20日移動平均線、11/30~1/4の38.2%押し)
下値4:114.810(ピボット2ndサポート)
下値5:114.670(12/29安値、日足・一目均衡表基準線、12/17~1/4の50%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:83.885(1/6高値)
上値4:83.662(100月移動平均線、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:83.544(1/5~1/10の61.8%戻し)
上値2:83.354(1/10高値、1/5~1/10の50%戻し、日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値1:83.215(1/11高値)
前営業日終値:83.123
下値1:83.000(大台)
下値2:82.760(20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値3:82.647(200日/50週移動平均線)
下値4:82.555(1/11安値、日足/週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値5:82.334(1/10安値、50日移動平均線、日足・一目均衡表基準線、12/20~1/5の50%押し、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

160.000(大台)
159.359(+2σ)
159.000(大台)
158.219(21/10/20-21高値)
158.000(大台)
157.763(1/5高値)
157.472(1/6高値)
157.375(1/10-11高値)
前営業日終値:157.189
157.000(大台)
156.897(+1σ)
156.783(月足・一目均衡表先行スパン上限)
156.325(日足・一目均衡表転換線)
156.178(1/11安値)
155.951(1/10安値、1/3~1/5の61.8%押し、大台)
155.566(1/3~1/5の76.4%押し)
155.150(1/4安値)
155.000(大台)
154.887(1/3安値)
154.616(12/20~1/5の38.2%押し、20日移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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