◆ 「インフレ高止まり」も、“巻き戻し”先行 - 米CPI

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「知ったら終い」は、あくまでも“巻き戻し”…!?

2022年01月13日

◆ 「インフレ高止まり」も、“巻き戻し”先行 - 米CPI

注目の米CPIは“1982年6月以来(前年比+7.0%)/1991年2月以来(コア前年比+5.5%)”となり、「インフレ高止まり」が示されました。
一方で“事前予想通り”ということもあり、マーケットは「過度な米金融引き締め」に対する警戒感が後退しました。
こうして米10年債利回りが“1.70%台”へと低下する中、ドル円は“114.377円”へと押し下げられています。

一方で『早めのバランスシート圧縮が望ましい(メスター・クリーブランド連銀総裁)』『年内4回利上げを想定(ブラード・セントルイス連銀総裁)』発言もあり、米10年債利回り低下は限定されています。
このためドル円の下値も限定されがちとなっており、“114円半ば”で底堅い動きを見せたまま、昨日の取引を終えています。


◆ つまり時間の経過とともに「勢いは減少しやすい」…?


いわゆる「知ったら終い」「噂で買って、事実で売る」になりますので、積み上がったポジションが解消されるまでは“巻き戻し”が継続する可能性は残ります。
しかしそれはあくまでも“巻き戻し”であり、“新規ポジションの構築”ではありません。
このため時間の経過とともに「勢いは減少しやすい」と見るのが自然であり、それでいて「インフレ高止まり」という事実は変わりません。

目先は“上値の重さ”が意識されることになるのでしょうが、ここまで来れば引き続き、“下値は堅い”、押すところあれば“積極的な買い拾い”で対処したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:115.276(ピボット1stレジスタンス)
上値4:115.129(1/4~1/12の38.2%戻し)
上値3:115.000(大台)
上値2:114.892(20日移動平均線)
上値1:114.743(日足・一目均衡表基準線)
前営業日終値:114.640
下値1:114.500(1/12安値後の61.8%押し)
下値2:114.377(1/12安値、週足・一目均衡表転換線、12/17~1/4の61.8%押し水準)
下値3:114.271(12/27安値、50日移動平均線)
下値4:114.191(ピボット1stサポート)
下値5:114.046(12/23安値、大台、-1σ)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:84.349(11/5高値、1/5高値)
上値4:84.000(大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値3:83.885(1/6高値)
上値2:83.777(ピボット1stレジスタンス)
上値1:83.674(1/12高値、100月移動平均線、+1σ)
前営業日終値:83.506
下値1:83.313(日足・一目均衡表転換線)
下値2:83.124(1/10~1/12の38.2%押し、ピボット1stサポート)
下値3:83.000(大台、1/12安値、1/10~1/12の50%押し)
下値4:82.863(20日移動平均線)
下値5:82.784(1/10~1/12の61.8%押し、ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

159.548(+2σ)
159.000(大台)
158.219(21/10/20-21高値)
158.000(大台)
157.763(1/5高値、1/12高値)
157.344(1/12高値後の61.8%戻し)
157.233(1/12高値後の50%戻し)
前営業日終値:157.098(+1σ)
157.000(大台)
156.758(1/12安値、月足・一目均衡表先行スパン上限)
156.325(日足・一目均衡表転換線)
156.178(1/11安値)
155.951(1/10安値、1/3~1/5の61.8%押し、大台)
155.566(1/3~1/5の76.4%押し)
155.150(1/4安値)
155.000(大台)
154.887(1/3安値、20日移動平均線)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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