◆ さらに“リスク回避”に押されたが… - 一時130円前半


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マネパ為替分析 日刊レポート

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想定以上に“突っ込んだ”が、その分だけ…!?

2022年08月03日

◆ さらに“リスク回避”に押されたが… - 一時130円前半


ようやく下げ止まった…。

「台湾懸念(米中緊張)」は昨日も継続し、“リスク回避→円買い”の動きから“130.391円”へと売り込まれる場面も見られました。
しかし『ペロシ米下院議長、台湾到着』との報をキッカケに、「知ったら終い」「噂で売って、事実で買い戻す」が台頭しました。
また『高インフレ抑制の対応終了にはほど遠い(デイリー・サンフランシスコ連銀総裁)』に加えて、『(インフレ指標が上振れれば)0.75%利上げはあり得る(エバンス・シカゴ連銀総裁)』との発言も飛び出しました。
こうして「今後の利上げペース鈍化」への思惑は後退し、米10年債利回りが“急上昇(2.51%→2.77%)”を見せる中で、ドル円は“133.912円”へと駆け上がっています。


◆ 「今後の利上げペース鈍化」の後退がより大きい…!?

“過熱感”が漂っていただけに、昨日くらいの反発であれば、キッカケさえあれば“ある意味で当然”ともいえます。
ただし昨日の動きで大きいのは、「知ったら終い」よりも、「今後の利上げペース鈍化」が後退したことです。
つまり「日米金融当局の立ち位置の違い」が鮮明である以上、こうなってしまうと「日米金利格差拡大」は再び意識せざるを得ないということになります。

「台湾懸念(米中緊張)」は払拭されたわけではありませんが、昨日も記したように、リスク回避姿勢は“円買い”のみならず“ドル買い”にも作用する要因です。
つまり“ドル売り”に関しては、やはり“自重局面”に差し掛かったと見ざるを得ません。


◆ テクニカル的にも“節目”で止まった格好…!?

テクニカル的にも“日足・一目均衡表の雲下限(本日は131.677円)”を割り込んだものの、“100日移動平均線(同130.414円)”で支えられ、すぐさま“同上限(同133.171円)”を突破した格好でもあります。
“134円ライン”が一つの節目とは考えますが、突破すれば“7/29高値(134.670円)”を経て、そのまま“7/14~8/2の50%戻し&日足・一目均衡表基準線(134.901円)”へと戻してもおかしくないということは、頭の片隅に残しておきたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:134.173(日足・一目均衡表転換線)
上値4:134.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値3:133.919(7/27~8/2の50%戻し)
上値2:133.836(7/14~8/2の38.2%戻し)
上値1:133.558(8/1高値)
前営業日終値:133.119(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値1:133.000(大台)
下値2:132.567(8/2安値後の38.2%押し)
下値3:132.255(-2σ)
下値4:132.152(8/2安値後の50%押し)
下値5:132.000(大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:93.102(7/27~8/2の50%戻し、日足・一目均衡表基準線/転換線)
上値4:92.957(ピボット1stレジスタンス、大台)
上値3:92.674(週足・一目均衡表転換線)
上値2:92.588(8/2高値)
上値1:92.492(7/27~8/2の38.2%戻し)
前営業日終値:92.107(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:91.729(8/2安値後の38.2%押し)
下値2:91.498(8/2安値後の50%押し)
下値3:91.357(-2σ)
下値4:91.267(8/2安値後の61.8%押し)
下値5:91.000(大台)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

164.549(7/27安値)
164.482(日足・一目均衡表先行スパン上限)
164.165(50日移動平均線)
164.089(週足・一目均衡表転換線)
164.000(大台)
163.901(7/29高値)
163.848(20日移動平均線)
163.696(7/27~8/2の61.8%押し)
163.000(大台)
162.885(7/27~8/2の50%押し、日足・一目均衡表転換線/基準線)
162.810(100日移動平均線)
162.497(8/1高値、-1σ)
162.165(日足・一目均衡表先行スパン下限)
162.006(8/2高値、大台、7/27~8/2の38.2%押し)
前営業日終値:161.905
161.445(8/2安値後の38.2%押し)
161.070(-2σ、8/2安値後の50%押し、大台)
160.682(8/2安値後の61.8%押し)
160.000(大台)
159.858(週足・一目均衡表基準線)
159.447(8/2安値)
159.023(5/26安値、大台)
158.395(5/25安値、200日移動平均線)


《10:20》
《11:05、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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