◆ “巻き戻し”先行… - 一時“134円半ば”

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マネパ為替分析 日刊レポート

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少なくとも“自重局面”…!?

2022年08月04日

◆ “巻き戻し”先行… - 一時“134円半ば”

「台湾懸念(米中緊張)」は燻り続けているものの、大過なく終了した印象が強いといえます。
このため“巻き戻し”が先行する中で、昨日発表されたISM非製造業景況指数は“4ヶ月ぶりの上昇(→56.7)”となりました。
こうして米10年債利回りが“上昇(→2.84%)”する中、ドル円は“134.549円”へと上値を拡大する場面が見られました。

一方で『米利上げは当面継続』『早期の利下げ予想は妥当性に欠ける』との指摘がFRBメンバーから相次いだこともあり、NYタイム終盤にかけて米10年債利回りは“押し戻され(→2.69%)”ました。
このためドル円も“上値を削る”格好となり、“133.763円”まで緩やかに値を落として、昨日の取引を終えています。


◆ 目先は“上値の重さ”が意識されやすいが…?

「過度な米利上げ観測」は後退しているものの、「日米金利格差は当面拡大」という状況は如何ともしがたいものがあります。
大きく値を落としてきたドル円ではありますが、まだしばらくは“ドル買い+円売り”優勢と見るのが、やはり自然ということになります。

もっとも欧米勢の一部は「すでにサマーバケーション入り」と見られる状況ですので、現時点の流動性が維持できるかは微妙といわざるを得ません。
特に明日は「米雇用統計」を控えるスケジュール感になりますので、“様子見ムード”が台頭しても何ら不思議ではありません。

昨日記した“7/29高値(134.670円)”そして“7/14~8/2の50%戻し&日足・一目均衡表基準線(134.901円)”に到達していない以上、目先は“上値の重さ”が先行する展開を想定すべきでしょう。
それでも“日足・一目均衡表の雲下限(131.70円水準)”を割り込んだものの、“100日移動平均線(同130.40円水準)”で支えられ、すぐに“同上限(同133.70円)”を突破した動きからは、“下値の堅さ”がにじみ出ています。

このまま“上値追い”に転じられるかは微妙ではありますが、直近の“ドル売り”に関しては少なくとも“自重局面”に入ったと見たいところです。
つまりイベント前ではありますが、“押し目買い”で臨みたいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:134.901(7/14~8/2の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、週足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値4:134.752(7/27~8/2の61.8%戻し、50日移動平均線)
上値3:134.670(7/29高値)
上値2:134.549(8/3高値)
上値1:134.093(-1σ、大台)
前営業日終値:133.876(日足・一目均衡表転換線)
下値1:133.701(日足・一目均衡表先行スパン上限)
下値2:133.568(8/2~8/3の23.6%押し)
下値3:133.000(大台、8/2~8/3の38.2%押し)
下値4:132.580(ピボット1stサポート)
下値5:132.470(8/2~8/3の50%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:93.712(7/27~8/2の61.8%戻し、50日移動平均線)
上値4:93.624(日足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット1stレジスタンス)
上値3:93.308(8/1高値)
上値2:93.216(8/3高値)
上値1:93.136(日足・一目均衡表基準線/転換線)
前営業日終値:93.048(大台)
下値1:92.674(週足・一目均衡表転換線、8/3安値後の38.2%押し)
下値2:92.468(8/3安値後の50%押し)
下値3:92.290(8/3安値後の61.8%押し)
下値4:92.186(8/2~8/3の38.2%押し)
下値5:92.096(日足・一目均衡表先行スパン下限、ピボット1stサポート)



◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

166.059(7/28高値、大台)
165.106(+1σ)
165.008(日足・一目均衡表先行スパン上限、大台)
164.549(7/27安値)
164.214(50日移動平均線)
164.089(週足・一目均衡表転換線)
164.000(大台)
163.901(7/29高値)
163.805(20日移動平均線)
163.696(7/27~8/2の61.8%押し)
163.060(8/3高値、大台)
162.876(100日移動平均線、日足・一目均衡表転換線/基準線)
前営業日終値:162.625
162.473(-1σ)
162.165(日足・一目均衡表先行スパン下限)
162.000(大台)
161.680(8/2~8/3の38.2%押し)
161.206(8/3安値、8/2~8/3の50%押し、-2σ)
161.000(大台)
160.827(8/2~8/3の61.8%押し)
160.000(大台)
159.858(週足・一目均衡表基準線)
159.447(8/2安値)

《10:25》
《11:20、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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