◆ “急伸→急反落”… - 一時“146円半ば”のち“142円前半”…
 
" />

FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > マネパの為替分析 日刊レポート > “巻き戻し”は一服、再び“神経質な揺れ動き”へ…!?
マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

“巻き戻し”は一服、再び“神経質な揺れ動き”へ…!?

2024年09月30日

◆ “急伸→急反落”… - 一時“146円半ば”のち“142円前半”…
 
「高市トレード」崩壊…。

注目の「自民党総裁選」は、ご承知のように「石破新総裁誕生」という結末で終えました。
このため「高市トレード」にて“146.489円”へと事前に押し上げられていたドル円は、一転して“巻き戻し(円買い戻し)”にさらされました。

一方でもう一つの注目である「PCEコア・デフレータ」は、“インフレの落ち着き”を示唆する内容となりました。
このため「米ソフトランディング期待」はさらに増幅される格好となり、米10年債利回りは“低下(3.80%→3.73%)”しています。
こうして“円買い戻し”+“金利選好→ドル売り”の両面にて押し下げられたドル円はNYタイム終盤には“142.074円”へと急落するに至っています。


◆ ただ「石破トレード」に発展するかは、まだ微妙…?

週明けとなる本日は、“先週末の巻き戻し”に対する“巻き戻し”にて、やや盛り返しに転じています。
これは「高市トレードの巻き戻し一巡」を示すと見られるだけに、まだ“底打ち確認”は微妙といわざるを得ないところです。
ただ「石破トレード(円買い)」に発展するかも、現時点では“微妙”といわざるを得ないところがあります。
少なくともマーケットの見方が固まるまでは、ここから先は“神経質な揺れ動き”と見るのが妥当なところ…?

日経平均急落(本稿執筆時は1800円超安)の中では、“リスク選好→円売り”は望むべくもありません。
このため“上値の重さ”は当然意識されることになるでしょうが、それでも“さらなる下値模索”となるかは、やはり微妙と見ておきたいところです。
特に明日から「新四半期」、それも「主要米経済指標」が相次ぐスケジュール感でもありますので…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※ボラティリティが拡大していますので、いつもより値幅を拡大しています。

144.386(100週移動平均線)
144.282(9/27高値後の50%戻し)
144.000(大台)
143.761(9/27高値後の38.2%戻し)
上値5:143.463(日足・一目均衡表転換線)
上値4:143.389(日足・一目均衡表基準線)
上値3:143.116(9/27高値後の23.6%戻し)
上値2:143.000(大台)
上値1:142.928(20日移動平均線)
前営業日終値:142.209
下値1:142.074(9/27安値、大台)
下値2:141.885(9/19安値、週足・一目均衡表先行スパン下限)
下値3:141.740(9/20安値、-1σ)
下値4:141.211(9/16~9/27の76.4%押し)
下値5:141.000(大台)
140.692(ピボット1stサポート)
140.437(9/18安値)
140.314(9/17安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

100.339(+2σ)
100.148(7/31高値)
100.020(200日移動平均線、大台)
上値5:99.896(ピボット1stレジスタンス)
上値4:99.748(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表転換線)
上値3:99.310(50週移動平均線
上値2:99.000(大台)
上値1:98.626(+1σ)
前営業日終値:98.154
下値1:97.990(9/24安値、9/27安値、日足・一目均衡表転換線、9/11~9/27の38.2%押し水準、大台)
下値2:97.828(日足・一目均衡表先行スパン下限)
下値3:97.749(50日移動平均線)
下値4:97.630(9/23安値、週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値5:97.219(ピボット1stサポート)
97.147(9/11~9/27の50%押し、日足・一目均衡表基準線)
97.000(大台)
96.715(9/20安値、20日移動平均線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

194.103(日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表基準線)
194.000(大台)
193.692(9/27高値後の61.8%戻し)
192.989(9/27高値後の50%戻し、大台)
192.719(200日移動平均線)
192.506(+1σ)
192.286(9/27高値後の38.2%戻し)
192.000(大台)
191.416(9/27高値後の23.6%戻し)
191.056(50週移動平均線、大台)
190.902(日足・一目均衡表先行スパン下限)
190.896(日足・一目均衡表転換線)
190.354(50日移動平均線)
前営業日終値:190.189
190.009(9/27安値、大台)
189.844(9/11~9/27の50%押し)
189.325(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
189.036(9/11~9/26の50%押し、大台)
188.695(9/20安値)
188.398(9/11~9/27の61.8%押し、週足・一目均衡表先行スパン上限)
188.033(週足・一目均衡表転換線、大台)
187.411(9/19安値)
187.000(大台)
186.609(9/11~9/27の76.4%押し)
186.405(-1σ)

《10:50》
《11:40、テクニカルライン追記》

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

このページの先頭へ

FX(外為取引)・証券のマネパHOME > マーケット情報 > FXコラム > マネパの為替分析 日刊レポート > “巻き戻し”は一服、再び“神経質な揺れ動き”へ…!?