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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年06月29日(月)]

2020年06月29日

「新型コロナ感染第2波」への懸念は続き、引き続きマーケットは“リスク回避姿勢”へと傾斜しています。
一方で「ドルと円の綱引き(現在は円買い⇔ドル買い)」という構図は変わっておらず、ここに来て“後者(ドル買い)が優勢”といった気配も見られつつあります。
このため“106.072円”へと一時売り込まれたドル円でしたが、“107円台”は概ね維持できているのが実状といえます。

米景気&雇用にとって、「新型コロナ感染第2波」は“大きな悪影響”を及ぼす要因です。
このため「米株式&米10年債利回りには下押し」との思惑は強く、これが“調整リスク→上値が重い”への意識を高めています。
一方で現在は「ドルと円の綱引き(現在は円買い⇔ドル買い)」が幅を利かせており、前記したように“ドル買い”が上回りつつあります。
3月混乱時のような「インパクトあるドル買い需要」こそ見込まれないものの、これは“下値を支える”には十分過ぎる要因でもあります。

今週は「月替わり(期替わり)」を控えており、さらに週末は「米国休場(独立記念日:3日に前倒し)」となります。
この関係で「米雇用統計も前倒し(2日)」となっており、月末・期末のフローを除けば「流動性低下は避けられない」と見るのが自然です。
そうした中で「イメージは下方向」が根強く、それでいて前記要因にて“下げ渋り”が目立ち始めれば…?

引き続き「方向感定まらず」になりやすく、「動きづらい」が基本ともいえますが、「動くとすれば上方向」と見ながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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