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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年07月20日(月)]

2020年07月20日

先々週に続き、先週のドル円も“膠着”から抜け出すことはできませんでした。
「ドルと円の綱引き」に加えて、「新型コロナワクチン(楽観論)」と「コロナ感染拡大(悲観論)」の交錯も重なり、「センチメントは定まらず」も並行したからです。
この影響にて「方向感定まらず」は輪をかけて鮮明となり、ドル円は“107円前半”を中心とするレンジから抜け出すことはありませんでした。

一方で、一時緩んでいた感のある「有事のドル買い」が、先週は復活しました。
このため“膠着”は続き、“上値の重さ”も健在ですが、“下値の堅さ”も再認識された格好ともいえます。

各国PMI(24日)を除けば、今週も主だったイベントは不在となります。
このため「新型コロナワクチン(楽観論)」と「コロナ感染拡大(悲観論)」との狭間にて、「方向感定まらず」が継続する気配が醸し出されています。
ただ直近は「欧米ファンダメンタルズの違い」から“ユーロ買い”が目立っていたものの、「EU首脳会議」の不調(難航)でやや暗雲が立ち込め始めています。
こうした中での前記「有事のドル買い」復活ですので、“ドル買い”が先行するから未知数としても、少なくとも「大きくは崩れない」との見方はさらに強まった…?

「方向感定まらず」を抜け出せるかはまだ微妙ですので、引き続き「(高いところを)付いていく」は手控える必要があるかもしれません。
それでも「(押すところあれば)丁寧に買い拾う」は継続しながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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