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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年09月14日(月)]

2020年09月14日

先週のドル円を一言でいうならば、やはり“膠着”でしょう。

期待された『米追加景気対策』は一向に決着する気配が見えず、『ECB理事会』は“対ユーロ”でこそ揺れ動いたものの、“対円”で動意づくことはありませんでした。
『米株式続落』に続き、にわかに『Brexit懸念』も再燃しましたが、“リスク回避”へと傾斜するには至りませんでした。
106円ラインを挟んでドル円は、“小動き(膠着)”に終始しています。

今週は『自民党総裁選(14日)』『FOMC(15-16日)』『日銀会合(16-17日)』『英MPC委員会(16-17日)』等、重要なイベントがいくつも予定されています。
このため“動意づく”への期待は高いものの、一方で結果が出るまで“様子見(動意薄)”に陥りやすいといわざるを得ないところです。
『Brexit懸念』『米追加景気対策』という“(ネガティブは)織り込み済”、“(波乱があるとすれば)ポジティブ”といった感じではありますが、こちらも“結果次第(ヘッドライン次第)”の印象が拭えないところであるのも事実です。

『米株式の行方(長期下落トレンド入りか?短期調整か?)』も“結果次第”の面はありますが、最も“結果が先に出る(しかも日によって変わる可能性有)”といったスケジュール感になります。
基本は『FOMC』『日銀会合』でしょうが、今週のドル円を占うカギを握っているのは『米株式の行方』と見るべきかもしれませんね。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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