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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2020年11月16日(月)]

2020年11月16日

「米大統領選」に対する不透明感が後退しつつある中、先週は「新型コロナワクチン開発」そして「新型コロナ感染再拡大」へとテーマは揺れ動きました。
これを背景にセンチメントは“右往左往”したものの、ドル円の反応は“それ以上にマチマチ”でした。
センチメントは“リスク選好(週前半)→リスク回避(週央)→リスク選好(週末)”だったものの、その際のドル円が“リスク選好(円売り)→リスク回避(円買い)→リスク選好(ドル売り)”と反応したからです。
こうして「綱引き(円⇔ドル)」という状況に変化はないものの、週初こそ“急伸(円売り)”したものの、その後は“リスク回避(円買い)/選好(ドル売り)”のいずれであっても値を落としていきました。

いわゆる「作為的な(都合のいい)動き方」を見せた先週は、“違和感(無理やり感)”ばかりが目立ちました。
今週も「新型コロナワクチン開発」「新型コロナ感染再拡大」等の思惑は揺れ動くと見られますが、基本は「方向感が定まらない」となる可能性が否めないところです。

そうした中、米国でも再拡大している「コロナ感染」ですが、それに先んじて拡大したのが欧州です。
主だった米経済指標が不在となる中、すでに「ロックダウン再実施」がなされているユーロ圏の経済悪化は、否めないところがあります。
結果次第ではあるものの、今週は“ユーロ主導”の動意を警戒すべきかもしれません。

テクニカル的に見ると、下方向には“日足・一目均衡表転換線-基準線(本日は104.424-461円)”が控え、一方で上方向には“同先行スパン下限-上限(同105.356-522円)”が展開しています。
これを『どちらに抜けるか…?』が、「次なる方向性」を決める分水嶺と見てもいいかもしれません。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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