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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年04月05日(月)]

2021年04月05日

「新たな米追加景気対策」「好内容の米経済指標」等への期待を背景に、先週も“さらなる上値追い”へと発展しました。
先月30日に“大台(110円)”を突破したドル円は、翌31日にはそのまま“2020/3/26以来の高値(110.964円)”へと駆け上がっています。
その後は「イースター(復活祭)休暇」関連の“ポジション調整”から上値を押さえられましたが、節目突破したことで「勢いが増した」ことも否めないところです。

先週末(2日)に発表された「米雇用統計」は、概ね“好内容(NFPは事前予想を大きく上回る+91.6万人/失業率は6.0%へさらに低下)”でした。
特にコロナ禍で大きな打撃を受けた業種の一つ「レジャー・接客部門の改善(+28.0万人)」の影響は大きく、「米景気回復期待」を加速させかねない状況といえます。
これに先月成立した「米追加景気対策(1.9兆ドル規模)」、そして「ワクチン接種率の優位性」まで考えると、金利/リスクの双方から『ドルに資金が向かいかねない』と見るのが自然な流れです。

“3/31高値(110.964円)”、そしてすぐ上にある“3/10~3/15-3/23の261.8%返し(111.078円)”が、目先の上値メドとして意識されやすくなっているのは事実です。
しかし突破すれば、“20/3/24高値(111.710円)”までは主だった上値メドが存在しない、いわゆる真空地帯にも当たります。
『必ず突破する』とはいえないものの、現状のテクニカル/ファンダメンタルズを踏まえれば、むしろ『突破できない』と見る方のリスクが高い・・・?

まずは「イースター(復活祭)休暇」からの“流動性回帰”を見極めつつ、『“スピード調整”への意識より、“さらなる上値追い”への期待が勝る』と見たいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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