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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年10月04日(月)]

2021年10月04日

FOMCを機に反転した流れは、先週も続きました。
節目の“1.50%”を突破した米10年債利回りが一時“1.56%”へと駆け上がるのにつれて、“金利選好→ドル買い”も強まりました。
“8/13高値(110.455円)”“8/11高値(110.798円)”を相次いで突破したドル円は、そのまま28日に“111.00円ライン”、翌29日には“年初来高値(7/2:111.659円)”を越え、30日には“112.080円”へと駆け上がりました。

一方で「四半期末/月末要因フロー」が入ったことから、その後は“ポジション調整(ドル売り)”が目立っています。
米議会では「(12月初めまでの)つなぎ予算」こそ可決されたものの、「債務上限問題の合意」が難航しており、「米国債の債務不履行懸念」も燻り続けています。
こうして米10年債利回りが“1.45%”へと低下する中、金利/リスクの双方から来る“ドル売り”に促されて、ドル円は“110.906円”へと押し下げられています。

「米債務上限問題」「中国・恒大集団のデフォルト懸念」が燻っているだけに、目先は“先行き不透明感”が漂いやすいと見られます。
こうした中、週末には米雇用統計が予定されています。
どちらかが“好転”した上で、雇用統計が“好内容”ともなれば、“年初来高値更新”を再び目指す展開は容易に想定し得るところですが、逆にそれらが揃わないとなれば…?

期待感が根強いのは事実ですので、“大きく崩れる”は期待薄と考えます。
それでも今週は、やはり“様子見”が先行し、“上値の重さ”が目立つ展開を想定したいところです。
劇的なセンチメントの変化には、気を付けながら…。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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