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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年11月22日(月)]

2021年11月22日

先週は「強い米小売売上高」を背景にして、“年初来高値”を更新し、“2017年3月14日以来の高値(114.968円)”へ上値を伸ばす場面が見られました。
一方で“節目(115円)”を回復するには至らず、その後は「欧州のコロナ感染再拡大」を背景にした“リスク回避→円買い”もあり、一時は“113.586円”へ押し戻される場面も見られています。
もっとも上下共に“方向感定まる”には程遠い状況であり、“膠着”のままで先週の取引を終えたというのが実状といえます。

引き続き「米利上げ時期」が注目となるだけに、その背景にある「インフレ動向」に今週も注目が集まる見られるところです。
このため24日の「PCEコア・デフレータ」にはかなりの注目が集まると見られますが、もう一つ注目しておきたいのはそれが「実質的な4連休前」になるということです。

翌25日は「感謝祭」ですので、“米国市場は休場”となります。
さらに翌26日は休日でこそないものの、「ブラック・フライデー」ということで“休日ムード”が高まりやすいと見られます。
つまり流動性がどこまで回帰するかは未知数(微妙?)といわざるを得ず、「実質的な4連休」と見るのが自然ということになります。

前日23日は「勤労感謝の日」ですので、今週は“日本市場の休場”も予定されています。
つまりこうしたスケジュール感を考えれば、「新規のポジション構築は手控えられやすい」と見るのが妥当ということになります。
それでも24日には前記「PCEコア・デフレータ」のみならず、翌週の米雇用統計を占う上で注目される「新規失業保険申請件数」や、「FOMC議事要旨」等も目白押しとなっています。
つまり“様子見ムード”が漂いやすいものの、“サプライズ”が跳び出す可能性は存在しており、それでいて“流動性低下”は否めない…。
「いつ急変動となってもおかしくない」という下地が整っているといっても、過言ではないことになります。

いつ公表されるかは未定ではありますが、「次期FRB議長人事」という爆弾も見え隠れしつつあります。
基本的には“様子見”であり、“膠着”と見るのが妥当でしょうが、“(動き出した方に)付いていく”という準備(気構え)はしておく必要がありそうですね。
個人的には“上方向”を想定していますが…。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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