新興国通貨 四本値 フィボナッチリトレースメント ピボットポイント

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YEN蔵の外国為替見聞録

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ペソは高値を更新

2023年05月08日

新興国通貨 四本値 フィボナッチリトレースメント ピボットポイント


【CPIは低下傾向だがリラ安継続】
トルコ統計局が3日に発表した4月のCPIは前年同月比で43.6%上昇と、前月の50.51%予想の44%から上昇が減速しました。前月比では2.39%上昇となり予想の2.6%を下回りました。
ヘルスケア部門が66.62%、ホテル・レストラン部門が66.41%、食品・非アルコール飲料が53.9%と上昇が目立ちました。前月比では通信費が5.93%、レストラン・ホテルが4.24%、食品・非アルコール飲料が3.95%の上昇になりました。
前年比はベース効果で今年は低下してきています。今後はこの効果がなくなってくるため物価の低下が鈍化する可能性があります。

USD/TRY 日足BIDチャート

ドルリラは19.4862リラまで上昇し最高値を更新しました。引き続きドル高リラ安の継続を予想します。

TRY/JPY チャート

リラ円は6.785~7.01円のレンジで推移し週間で0.09%の下落となりました。6.8円付近が短期のサポートレベルになり6.8~7円のレンジを予想します。


【ランドはレンジの動きか】

USD/ZAR 日足BIDチャート

ドルランドは18.1602~18.4982ランドのレンジで0.68%の上昇となりました。18.20付近に一目均衡表の雲の上限、18.25ランド付近に25日移動平均線が位置しサポートレベルになっています。このレベルがサポートされ18.20~18.50ランドとドルは高値圏で推移しています。引き続きドル高ランド安の動きを予想します。

ZAR/JPY チャート

ランド円は7.288~7.494円のレンジで1.36%の下落となりました。7.5円付近が2月以降のレジスタンスで、このレベルが再び天井圏となりました。7.3円付近は一目の雲、25日移動平均線が位置し短期的なサポートとなっています。ここが維持できれば7.3~7.5円のレンジ継続ですが、7.3円を下抜けする場合は7.2円付近への下落を予想します。


【第1四半期の成長は好調に】
28日にメキシコ国家統計地理情報局が発表した第1四半期のGDPは前期比1.1%増加となり2022年第4四半期の0.5%から成長が加速しました。これで6四半期連続で経済が成長しています。
前年同月比では3.9%の成長で予想の3.3%を上回りました。サービス業が1.5%、製造業が0.7%の成長で第1次産業の3.1%減速をカバーしました。
ただ米国経済が減速するようだとメキシコの製造業も減速が予想され、年後半は米国経済次第のところがあります。

USD/MXN 月足BIDチャート

ドルペソは17.7362~18.0682ペソのレンジで1.36%の下落になりました。サポートされていた17.89付近を下抜けしてドル安ペソ高が加速しました。下値のめどとしては2017年7月の安値17.45ペソが視野に入ります。

MXN/JPY 月足BIDチャート

ペソ円は7.415~7.681円のレンジで0.74%の上昇となりました。一時7.681円まで上昇し2015年8月以来の高値まで上昇しました。
7.7円付近が長期的に重要なレジスタンスと思われ、このレベルを上抜けできるか天井圏になるか注目しています。

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プロフィール

  • 著者近影 YEN蔵(田代岳)(えんぞう(たしろがく))
    投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行と外資系銀行にて、20年以上、外国為替ディーラーとして活躍。 為替を中心に株式、債券、商品、仮想通貨と幅広くマーケットをカバーして、分かりやすい解説を行っている。


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