マネパの豪ドル特集

ダブル底からの上昇一服、足場固められるか試す
- 豪ドル/円 60分足 一目均衡表・MACD分析 -

2021/04/19
マネーパートナーズ

【60分足一目均衡表・MACD分析】

豪ドル円は4月9日午後安値と13日夜安値を同値の83.037円でダブル底として反騰入りし、15日夕刻には84.407円まで高値を切り上げてきたが、その後は伸びず、19日昼過ぎには83.748円まで反落した。米株価指数先物の下落を見てユーロドルが下落、豪ドル米ドルも下落する一方でドル円も安値を更新したためだが、豪ドル米ドルは0.770ドル台を維持してやや持ち直しに入り、豪ドル円も84円台をいったん回復するところまで持ち直したが、午後は円高に押されている。
米長期債利回りの低下はやや一服だが再上昇気配はさほど意識されない状況であり、長期金利面ではドル安に向きやすいところだが、株安になるとリスク回避的な投機通貨売りも出やすくなるので、豪ドル円としては米10年債利回り、株価指数先物動向も見ながら方向性を探る展開だが、4月2日高値84.483円を超えて3月24日からの上昇が二段目に入れるかどうか、重要局面と思われる。

60分足チャートにおける短期的な騰落リズムでは、4月9日午後安値と13日夜安値をダブル底として反騰入りしてきたが、15日夕高値へ一段高した後は新たな高値更新へ進めずにいたために16日午後時点ではすでに目先のピークを付けた可能性があるとしたが、19日昼への反落で15日午後安値を割り込んだため、15日夕高値でいったんピークを付けたと思われる。安値形成期は16日夜から20日夜にかけての間と想定されるので既に19日昼安値で底を付けた可能性があるため、84.25円以下での推移中は一段安余地ありとするが、84.25円超えからは上昇再開に入ったとみて20日午後から22日夕にかけての間への上昇を想定する。
60分足の一目均衡表では19日昼の反落で遅行スパンが悪化したが、先行スパン転落を回避して持ち直している。このため遅行スパン好転からは上昇再開とみて高値試し優先とするが、先行スパンを突破しきれずに反落して転落する場合は遅行スパン悪化中の安値試し優先へ切り替える。
60分足のMACDは16日夜に一時的にGクロスしてからDクロスに転じたが、19日昼からの反発でGクロスしやすい位置に来ている。Gクロスからは上昇再開とみて高値試し優先とするが、19日昼安値を割り込む反落発生の場合は下げ再開とみてDクロス中の安値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポントを示す。
(1)当初、4月19日昼安値83.748円を下値支持線、84.25円を上値抵抗線とする。
(2)84.25円以下での推移中は一段安余地ありとし、19日昼安値割れからは83.50円前後への下落を想定する。83.50円以下は反騰注意とするが、84円以下での推移が続く場合は20日も安値試しへ向かう可能性が残るとみる。
(3)84.25円超えからは上昇再開とみて15日夕高値84.407円試しとし、高値更新からは84.70円台への上昇を想定する。84.75円以上は反落注意とするが、84.25円を超えた後も84円台を維持しての推移なら20日も高値試しへ向かいやすいとみる。