マネパの英ポンド特集

急落調整、日足は大陰線から続落気配、昨年6月型調整を警戒
- ポンド/円 60分足 一目均衡表・MACD分析 -

2021/02/26
マネーパートナーズ

【60分足一目均衡表・MACD分析】

ポンド円は2月24日午前に150.071円まで急騰した後も149円台を維持して25日夜には150.434円まで高値を伸ばしていたが、深夜から急落に転じて26日早朝に148.470円へ失速、さらに26日午後は148円割れへ余裕が乏しくなっている。
直前高値からは2円を超える規模の急落、日足は24日までの5日連続陽線での上昇から大陰線で下落、26日も続落陰線気配となった。急落の背景はNYダウの大幅下落と米長期債利回りが一段と上昇したこと、VIX恐怖指数の急上昇で楽観的な大上昇を続けてきた為替市場も急変に見舞われた。状況的には昨年6月の反動安、9月から10月末にかけての調整安期と同様の株安・長期債利回り上昇・ドル高・VIX指数急騰の組み合わせであり、ポンド円も先週まで10週連続の週足陽線で大上昇してきた流れに急ブレーキがかかった可能性があると注意したい。

60分足チャートにおける短期的な騰落リズムでは、2月22日深夜に小反落してから一段高したために2月24日午後時点では2月22日深夜安値を新たな起点とした上昇期入りとして2月25日午前から3月1日昼にかけての間への上昇を想定してきた。26日深夜からの急落により25日夜高値を起点とした下落期入りとすれば、当初の安値形成期は25日夜から3月1日深夜にかけての間と想定されるので既に反騰注意期にあるが、149円台を回復できないうちは26日夜から週明けにかけての一段安余地ありとみる。149円超えからはいったん戻りを試すとみるが金融市場全般の情勢が一挙にリスクオンを回復する流れにならないと150円手前では戻り売りにつかまりやすいとみる。

60分足の一目均衡表では26日未明への急落で遅行スパンが悪化し、先行スパンからも転落した。このため遅行スパン悪化中は安値試し優先とする。先行スパン下限が戻り抵抗になりやすいとみる。下げ一服からの反騰入りは遅行スパン好転からとする。
60分足のMACDは25日夜からのDクロスが続いているのでDクロス中は安値試し優先とする、149円台を回復できないうちは下げ渋りで一時的にGクロスしてもその後のDクロスから下げ再開とし、149円超えからはいったん戻しに入るとみてGクロス中の高値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、147円を下値支持線、149円を上値抵抗線とする。
(2)149円以下での推移中は一段安余地ありとして147円台前半への下落を想定する。147円前後は反騰注意とするが、148.75円以下での推移なら週明けも安値試しへ向かいやすいとみる。ただし直近の安値から1円以上を戻す場合は目先の底を付けて反騰入りの可能性があるとみる。
(3)149円超えからは149円台中盤への上昇を想定するが、情勢変化がなければ149.50円以上は反落警戒とみる。また149円をいったん超えてもその後の反落で25日夜以降の安値を更新する場合は新たな下落期入りにより週明けへ一段安しやすくなるとみる。