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テクニカル分析

REI(レンジ・エクスパンション・インデックス)

考案者:トーマス・デマーク(Thomas DeMark)

考え方

・「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」のシグナルを出す「オシレーター系」のテクニカル指標です。
・日々の価格変動と短期トレンドを峻別するために、特定の日の価格と「2日前(この数値は変更可能)」の価格変動を分析します。
・本日、最近の価格変動とX日前の価格変動を部分的に重なり合うようにすることで、トレンドを形成しているのか否かを見極めることで、オシレーターによる「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」のシグナルを早めに出す可能性、ダマシの可能性を減らしています。

計算式

(1)
(1) 本日の高値と2日前の高値を比較し、高値の差を合計します。
(2) 本日の安値と2日前の安値を比較し、安値の差を合計します。
(1)と(2)の差の合計を合計します。(正の値、負の値、どちらにもなります。)

(2)売られ過ぎ・買われ過ぎのシグナルが早まって表示されるリスクを減少させます。
【ポイント】価格が重複、交差する期間が無い場合、相場はブレークアウトしようとしているか、あるいはブレークアウトした可能性があるため、「ゼロ」と計算して、シグナルが早まって発生することを防ぎます。
(3) 今日の高値は、5日もしくは6日前の安値以上であること
今日の安値は、5日もしくは6日前の高値以下であること
(4) 2日前の高値は、7日もしくは8日前の終値以上であること
2日前の安値は、7日もしくは8日前の終値以下であること
(5) (3)と(4)の条件を満たさない場合、当日、あるいは、前日を含めて「0(ゼロ)」にします。
(6) (3)と(4)の条件を満たした場合、(1)と(2)の差の合計を合計します。

(3)
(7) 5日間(あるいは8日間)の(6)の値を合計します。
(8) 毎日の価格変動の合計の「絶対値」を算出します。
(9) (7)の数字を、(8)の数字で割り、パーセンテージ(x100)に直します。

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取引ルール

買われ過ぎ(+45)・売られ過ぎ(-45)
【買いシグナル】
・売られ過ぎ(-45)を下抜けた場合⇒5日以上下回っていた場合は、ダマシの可能性
・ゼロ以下に上抜けた場合
【売りシグナル】
・買われ過ぎ(+45)を上抜けた場合⇒5日以上上回っていた場合は、ダマシの可能性
・ゼロ以下に下抜けた場合

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※当ページにて紹介している取引ルールや売買シグナルは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。

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テクニカル分析辞典

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