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【暗号資産レポート夕版】2022年05月16日

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコイン(BTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 リスク回避の嵐は過ぎ去ったが、昨日までの反発に対するポジション調整に追われている。このため週明けとなる本日は上値の重さが目立ち、値を落としているのが実状だ。値幅的には大した動きではないが、それでも短期サイクル的には芳しいとはいえない形状となっている。

 まず60分足MACDはMACDシグナルをすでに下回ったものの、すでに0ラインに到達している。一方で60分足・一目均衡表では、雲を割り込んできた。前者は下げ渋りが期待される反面、後者は下抜けると加速する可能性を秘めている。このまま下げ渋りに転じることができれば前者が、そうでなければ後者の勢いが増しかねない分水嶺。果たしてどちらに傾斜するか…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)21年7月20日安値3,204,516円を下値支持線、4日高値以降の下落に対する半値戻し4,201,098円を上値抵抗線とする。
(2)同38.2%戻しを回復したことで、底打ち→反発との意識が高まりつつあるのは事実だ。それでも同61.8%戻し4,427,006円まではまだ幅があるだけに、仮に前記抵抗線を上回ったとしても楽観はできそうにない。センチメント改善はポジティブ要因だが、まだポジション調整の一環から脱し切れていない。4日高値5,158,337円/先月28日高値5,288,664円/同21日高値5,507,044円を目指すには、やはり巻き戻し以外の後押しが欲しいところだ。
(3)前記支持線の手前で下げ止まり、その後は値を戻してきた。このため嵐は過ぎ去った可能性が高く、いつ下値達成感が顕著になってもおかしくないところだ。しかしまだ下げ過ぎの域から脱し切れておらず、現時点ではあくまでもポジション調整の一環と見るのが妥当な状況でもある。仮に前記支持線を割り込むと、21年5月19日安値3,174,510円を経て、21年1月22日安値2,983,797円まで一気に下落しかねないというリスクが残っている点については、やはり注意しておきたいところだ。
《16:45》


【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【イーサリアム(ETH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 こちらもリスク回避の嵐は過ぎ去ったが、昨日までの反発に対するポジション調整に先行している。このため上値の重さが目立っており、値を落としている。まだ大した値幅ではないが、それでも短期サイクル的に芳しいとはいい難いのは、BTCと同様といわざるを得ない。

 …というのは、60分足MACDはMACDシグナルをすでに下回ったが、すでに0ラインに到達した点、60分足・一目均衡表の雲を割り込んできた点と、BTCとほぼ同じ形状となっている。このまま下げ渋りに転じれば反発が期待でき、そうでなければ押し戻される可能性が否めない分水嶺。果たしてどちらに傾斜するか…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)12日安値216,477円を下値支持線、4日高値以降の下落に対する38.2%戻し279,746円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線の手前で、現在は上げ渋っている。このためまだ底打ち→反発との意識は台頭しづらいままだが、上回るともう一段の反発への意識が増してもおかしくない。ただし同半値戻し299,290円/同61.8%戻し318,833円が控えているだけに、過度な期待は禁物だろう。センチメントが改善すれば流れがガラッと変わる可能性はあるが、4日高値382,103円/先月28日高値389,981円/同21日高値407,074円といったところを志向するには、やはり巻き戻し以外の後押し要因が欲しいところだ。
(3)前記支持線を割り込むと、20万円の大台を経て、21年7月20日安値187,797円/21年3月25日安値167,881円まで窺ってもおかしくない。ただしまだ下げ過ぎの域から脱し切れておらず、いつ下値達成感が顕著になってもおかしくないところでもある。さらなる下値追いには大きなリスクが伴うということは、頭の片隅に残しておきたいところだ。
《16:55》


【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ライトコイン(LTC/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 こちらもほぼ同じ形状だ。昨日までの反発に対する調整が先行しており、上値は重い。しかし大した値幅ではなく、あくまでもポジション調整の一環と見るのが自然だ。それでも短期サイクル的にもBTC・ETHと同様であり、芳しいとはいい難い。どちら方向にも動きかねない分水嶺、果たしてどちらに傾斜するか…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)12日安値6,571円を下値支持線、13日高値9,334円を上値抵抗線とする。
(2)前記抵抗線は4日以降の下落に対する38.2%戻しとほぼ合致する水準であり、当該ラインを明確に上回れば、底打ち→反発との意識は台頭しやすくなるだろう。ただしその上にはまだ、1万円の大台/同半値戻し10,171円/同61.8%戻し11,020円が控えており、楽観はできない。まだ下げ過ぎの域から脱していないだけに、戻し始めれば勢いづく可能性はあるが、それでも4日高値13,771円を窺うには巻き戻し以外の後押しが欲しいところだ。
(3)前記支持線を割り込むと、20年11月3日安値5,357円/同年10月16日安値4,785円まで一気に駆け下りてもおかしくないところだ。ただしまだ下げ過ぎの域を脱し切れておらず、いつ下値達成感が顕著になってもおかしくないところでもある。さらなる下値追いには大きなリスクが伴うということは、ETHと同様と見たいところだ。
《17:08》


【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

【ビットコインキャッシュ(BCH/JPY)60分足分析《一目均衡表・MACD》】

 少し異なる動きを見せているのが、このBCHだ。ただ60分足MACDがMACDシグナルをすでに下回っている点、すでに0ラインにも到達している点、60分足・一目均衡表の雲を割り込んできた点と、大枠ではBTC等と何ら変わらない。どちら方向にも動き出す可能性を秘めていると見るのが、やはり妥当なところだろう。果たしてどちらに傾斜し出すか…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)12日安値19,122円を下値支持線、5日高値以降の下落に対する61.8%戻し31,363円を上値抵抗線とする。
(2)ただし前記抵抗線は、同半値戻しをすでに上回っている。このためBTC以上に、底打ち→反発との意識は高まりやすいと見るべきだろう。まだ5日高値38,931円までは幅があるだけに、過度な期待は禁物だが、値が軽いという特性もある。後はこちらも、巻き戻し以外の後押し要因がやはり欲しいところだ。
(3)前記支持線を割り込むと、20年3月16日安値15,611円/同年3月13日安値13,886円まで一気に駆け下りてもおかしくない。それでも下げ過ぎの域から脱し切れておらず、下値達成感がいつ台頭し出してもおかしくないところだ。まずは下げ止まりの確認が先決となるが、やはり先週末に記したように、過度な悲観は手控えてもいいかもしれない。
《17:15》

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