株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年11月30日

ゴールド60分足分析 2021年11月30日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 反発。『オミクロン株へのワクチン効果は、従来株より低下する可能性』とのバンセル・モデルナCEO発言が、にわかにリスク回避姿勢を再燃させている。このため安全資産としてのゴールド買いが優勢となっており、緩やかに値を戻しつつある。もっとも1800ドルの大台はまだ回復できておらず、上値の重さが根強いのも事実だ。

 もっとも短期サイクル的には、もう一段の反発が促されてもおかしくないところだ。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回ったばかりであり、舳先の向きもかなりの角度を持っている。0ラインに近づきつつあることや、60分足・一目均衡表の雲に接近していることは少々気になるが、跳ね返すことはできるか?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)24日安値1777.6ドルを下値支持線、1800ドルの大台ラインを上値抵抗線と想定する。
(2)前記支持線は昨日安値のみならず、日足・一目均衡表の雲ともほぼ重なっている。このため下げ止まりの要所としての意味合いを持つ反面、割り込むともう一段の下値追いにつながりかねない分水嶺となる。割り込むと3日安値1759.1ドルまで勢いづいてもおかしくないだけに、注意したいところだ。
(3)大台を回復できれば、11月中旬以降の調整が終了した可能性が高くなる。それほど頑強なラインではないが、維持することができておらず、抵抗線として機能し続けている。明確に突破できれば、16日以降の下落に対する38.2%戻し1815.6ドルを経て、同半値戻し1827.3ドル辺りまでは見ておく必要が生じるだろう。

シルバー60分足分析 2021年11月30日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 緩やかに続落。リスク回避姿勢はシルバーにとって押し上げ要因にはならず、それでいてコロナ感染拡大への懸念は世界経済の抑制、そこから派生する需要減への思惑を誘いやすい。もっとも米利回り低下から、ドルも値を落としている。ドル建て商品全般の割安感が、どこまで下値を支えられるか?

 もっとも短期サイクルを見ると、反発に転じてもおかしくない形状になりつつある。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回ったばかりであり、0ラインにはまだ幅がある。日足ならびに60分足の一目均衡表で雲を割り込んでいる状況に変化はないが、60分足ではその雲まで幅が存在している。底打ち→反発となるかは別にして、目先のポジション調整が入っても何ら不思議ではないところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨日安値22.693ドルを下値支持線、日足・一目均衡表の雲下限が通る23.10ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)昨日までの下値支持線が、本日は上値抵抗線となっている。特に同水準は日足・一目均衡表の雲下限ともほぼ重なるだけに、上値のメドとして意識されやすい。反面、突破できれば、11月半ば以降の調整が一服したとみなされる可能性は高い。ファンダメンタルズ的に芳しいとはいえないが、その際は16日以降の下落に対する38.2%ともほぼ合致する25日高値23.711ドルを経て、同半値戻し24.040ドルまでは見ておきたいところだ。
(3)前記支持線を割り込むと、11月半ば以降の調整がまだ終わっていないことを意味する。次々と下値メドを割り込んでいる状況だけに、10月12日安値22.338ドルで下げ止まれなければ、9月29日安値21.412ドルまで覚悟しておく必要が生じるかもしれない。

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