株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年12月03日

ゴールド60分足分析 2021年12月03日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 日を跨いで緩やかに戻してきたゴールドだったが、欧州タイムに切り替わるタイミングで失速した。本稿執筆時には緩やかに上げ幅を削っているなど、上値の重さが目立ち始めている。

 短期サイクル的には、同様の気配が見え隠れしている。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回ってきたが、0ラインに到達する前に失速した。舳先も緩やかに下に向けつつあり、このままいけば間もなく絡み合う格好となる。それでいて60分足・一目均衡表の雲にも届いておらず、崩れるかは未知数であるものの、目先はもう一段の下値を窺ってもおかしくないところだ。問題は、その後か…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)昨日安値1761.4ドルを下値支持線、16日高値以降の下落に対する半値戻し1788.1ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記支持線のすぐ下には、先月3日安値1759.1ドルが控えている。当該水準を割り込むと、9月29日安値1721.2ドルまで主だった支持ラインが存在しない点は覚悟しておく必要がありそうだ。
(3)前記抵抗線を突破すれば、同61.8%戻し1794.4ドルを経て、大台回復が見えてくる。頑強な抵抗ラインとはいい切れないだけに、30日高値1808.3ドルまでは見ておく必要があるだろう。ただし何度となく回復はできていても、終値ベースでは維持できていない実状もある。終値ベースでの大台維持が、来週に向けて方向感を探る一つの分岐点といえるかもしれない。

シルバー60分足分析 2021年12月03日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらは完全に膠着している。日経平均反発に伴うリスク選好姿勢も、シルバーにとってはほとんど関係ない模様だ。一昨日安値も割り込んでいないだけに、下げ渋りの真っ最中といったところか?

もっとも短期サイクルを見ると、少々気になる点が散見されている。まず60分足MACDはMACDシグナルを上回り続けてきたが、それでいて実勢値はほとんど上昇していない。間もなく0ラインという水準で失速し出した状況を踏まえれば、ポジション調整の範囲内ではあるものの「上昇には鈍感、下落には敏感」といった展開も懸念されるところだ。あとは米雇用統計次第…?


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)1日安値22.104ドルを下値支持線、25日以降の下落に対する半値戻し22.907ドルを上値抵抗線と想定する。
(2)前記支持線を割り込めば、テクニカル的には底割れの格好となる。このため同水準で下げ止まれるかが、目先のポイントといえそうだ。明確に割り込むと、22ドルの大台を経て、9月29日安値21.412ドルまで窺っても不思議ではないだけに、注意しておきたいところだ。
(3)前記上値抵抗線を上回れば、23ドルの大台回復が見えてくる。ただし日足・一目均衡表の雲下限が通る23.10ドルを目指すには、現時点では力不足。「上値追いは下げ止まりを確認してから…」というのがセオリーだが、果たしてどうなるか…?

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