株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート朝版】2021年12月07日

【ゴールド概況】 
 ゴールドの12月6日終値は1778.3ドル、前日比5.8ドル安。取引レンジは1774.8ドルから1786.7ドルの11.9ドル幅。

 一転して反落。「オミクロン株への懸念」は続いているが、昨日は『重症化度合いはそれほど高くない』との認識が伝わった。このためリスク回避姿勢は和らぎ、米株式は急反発、米10年債には売り圧力(利回りは上昇)がかかる中、金利を生まないゴールドには重石となった。

 「オミクロン株」に関しては、まだ不透明要素が多い。このため昨日はポジティブ(リスク回避の巻き戻し)に反応したものの、まだ決めつけるわけにはいかない。揺れ動きとなりやすく、方向感も定まりづらいと見られる中、ゴールドに関してはポジション調整が入った格好となる。このまま下げ渋りを続けられるかが、目先のポイントとなろう。

【シルバー概況】 
 シルバーの12月6日終値は22.370ドル、前日比0.162ドル安。取引レンジは22.118ドルから22.617ドルの0.449ドル幅。

 特に材料が出たわけではなく、リスク回避の巻き戻しは押し上げ要因として機能してもおかしくないところだが、シルバーも反落に転じた。このため週末にかけての反発が、「ポジション調整の一環」だったことが、改めて示された格好となる。

 ただしその値幅は小さく、「下げ渋り」は継続している。「世界経済の抑制圧力→需要減」への思惑は根強く、「下げ止まった」と判断するには至らないが、「下げ渋り」がこのまま継続すれば道は開ける可能性は高まる。当該水準を維持できるかの確認が、やはり目先は先決だろう。

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