株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート朝版】2021年04月15日

ゴールドの4月14日終値は1736.7ドル、前日比8.3ドル安と下落した。取引レンジは1748.9ドルから1733.0ドル。
米長期債利回り動向に左右される展開が続いているが、米長期債利回り低下による3月31日からの上昇が4月9日高値1757.5ドルでいったんピークを付けて米長期債利回り再上昇気配により4月13日安値で1722.9ドルまで下げていた。14日は再上昇気配にあった米長期債利回りが再び低下したことで前日比12.9ドル高と持ち直したが、15日は為替市場でのドル安感が強まったことで1740ドル台で確りしていたものの、ものの米長期債利回りは手掛かりにかけて小動きにとどまったことからゴールドは1750ドル台回復へは進めず、いったん上値が重いとみての利益確定売りに押されて夜安値で1733.0ドルまで小反落し、その後も1730ドル台にとどまった。3月18日高値を超えたことで3月8日と3月31日の両安値をダブル底とした反騰入りへの期待も強まるところではあるが、1750ドル台を維持しきれないうちは1670ドル台から1750ドル台までのレンジによるボックス型持ち合いにとどまる可能性もあり、一段高を伺いつつも米長期債利回り動向を意識する状況が続いている。
14日深夜にはパウエル米連銀議長の講演があったが、内容にサプライズ的なものはなく手掛かりにならなかった。議長は「米景気が成長と雇用拡大の転換点にある」とし「成長と雇用の拡大が加速する段階に入るだろう」と景気見通しへの強気姿勢を示したが、「雇用の完全回復とインフレ率がしばらく2%を持続的に上回ることが利上げの再開条件」とし、2022年末までに利上げがあるかとの質問には「可能性は極めて小さい」と述べた。また「経済構造は常に変化している」「失業率が下がってもインフレ率が急上昇しなくなった」とも述べたが、これまでの主張を繰り返す内容で、「利上げのかなり前の段階で量的緩和を縮小に入る」としたがそのタイミングを示唆する発言はなかった。
米連銀による全米12地区の連銀景況報告(ベージュブック)では「経済活動が2月下旬から4月初めにかけて緩やかなペースに加速した」とし、ニューヨーク連銀は「コロナ危機以来初めての強い回復」とした。また金属や燃料価格の上昇が目立つとし、「調査先企業は短期的に価格上昇が続くとみている」とした。全般的に景気の先行きに対する楽観的な見方が示されたが内容に特段のサプライズはなかった。米連銀は4月27日-28日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。
米10年債利回りは前日比0.01%上昇の1.63%で終了、1.63%から1.64%の範囲での小動きだった。NYダウは前日比53.62ドル高、ナスダック総合指数は同138.26ポイント安。
為替市場ではユーロドルの上昇が続いており、13日夜の米CPIが予想に近い数字だったことをきっかけに米長期債利回りが低下を加速したタイミングで4月8日深夜高値を上抜く一段高となったが14日も米長期債利回りが小動きだったものの上昇を継続した。ポンドドルも12日午後以降の戻り高値を切り上げ、NZドル米ドルは中銀の政策金利現状維持から急伸して3月25日以降の戻り高値を切り上げ、豪ドル米ドルも連想買いで上昇、南アランドは対ドルで昨年4月来の最高値を更新した。これらドル安基調がゴールドを支えたのだが、為替市場程にはゴールドは上昇できなかった。
米労働省が発表した3月の輸入物価指数は前月比1.2%上昇して5か月連続の上昇となり市場予想の1.0%上昇を上回った。前年同月比は6.9%上昇で2012年1月の6.9%以来約9年2か月振りの伸びだった。石油を除くと前月比0.9%上昇で前年同月比では4.1%上昇だった。

シルバーの4月14日終値は25.381ドル、前日比0.066ドル高と小幅続伸した。取引レンジは25.526ドルから25.188ドル。
米長期債利回りの騰落を見ながらの展開が続いており、米長期債利回りが再上昇気配となったことで4月8日高値25.608ドルから13日午前安値24.640ドルまで下落していたが、米長期債利回りが再び低下気配となったことで13日は前日比0.537ドル高と反発、14日も夕刻にこの日の高値となる25.526ドルまで戻り高値を若干切り上げたが、米長期債利回りが小動きにとどまったことで25.50ドル超えからさらに続伸へ進むには推進力不足として終盤は上げ渋った。
 原油相場が在庫減少や先行きの需要拡大見込みを背景に4.94%高と上昇し、為替市場も総じてドル安となったことが支えとなったが、それよりも米長期債利回り動向が気になるという市場心理のようだ。3月31日高値25.608ドルを超えれば3月31日安値からの反騰継続感も高まるところだが、米長期債利回りも低下したとはいえまだ高止まりの範囲にあり、米長期債利回り動向を意識した展開が続くと思われる。

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意
パートナーズFX、パートナーズFXnanoおよびCFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格とには差額(スプレッド)があります。

取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会

お問い合わせ

株式会社マネーパートナーズ
〒106-6233 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー33F
フリーダイヤル:0120-860-894
電話受付時間:月曜日~金曜日9:00 から17:00 まで (2020年7月1日より受付時間を変更しております。)
e メール:info@moneypartners.co.jp

Copyright© MONEY PARTNERS CO., LTD All rights reserved.