株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年04月26日

ゴールド60分足分析 2021年04月26日 15:00

米長期債利回り下げ渋りでゴールドも上値重い

gold

ゴールドは4月22日高値1796.8ドルの後、23日夜にも1794.8ドルへ上昇したものの高値更新へ進めず、1800ドル到達を時期尚早としていったん仕切り直しの下落となった。23日深夜に1769.0ドルまで下げたところは買い拾われているが1780ドル台序盤では上値がやや重くなっている。
ゴールドが3月31日安値から反騰してきたのは米長期債利回り低下によるものだが、米10年債利回りは3月30日に1.77%台のピークを付けてから4月15日に1.52%台へ低下した後は新たな安値更新を回避して23日も1.53%台にとどまり、週明けは1.56%台へとやや上昇してきている。4月27-28日の米FOMCも迫る中、3月末からの上昇もいったん利益確定売り優勢となってポジション調整に入っている可能性もあるところだ。
概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、4月20日夕安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして22日の日中から26日夜にかけての間への上昇を想定していたが、22日午前高値からの反落により23日午後時点では22日深夜安値1777.9ドルを割り込む場合は弱気サイクル入りとした。23日夜へ反騰したものの22日午前高値超えには至らずに22日深夜安値を割り込んでいるため、22日午前高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとする。ボトム形成期は23日夕から27日夕にかけての間と想定されるので腕に反騰注意期にあるが、1790ドル台回復まで戻せないうちはもう一段安余地ありとし、1790ドル超えからは強気サイクル入りとして27日午前から29日午前にかけての間への上昇を想定する。
60分足の一目均衡表では23日夜の下落で先行スパンから転落し、その後も転落状態が続いているので遅行スパン悪化中は安値試し優先とする。強気転換は先行スパンを上抜き返すところからとし、その際は遅行スパン好転中の高値試し優先へ切り替える。
60分足のMACDは26日の反発でGクロスしているのでGクロス中は高値試し優先とするが、1790ドル以下での推移中は次のDクロスから下げ再開とみる。1790ドル超えから続伸に入る場合は一段高へ進む可能性があるとみてGクロス毎の高値試し優先とするが、23日夜安値割れからは一段安入りとしてDクロス毎の安値試し優先とする。
以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、4月23日夜安値1769.0ドルを下値支持線、1790ドルを上値抵抗線とする。
(2)1790ドル以下での推移中は一段安警戒とし、23日夜安値割れからは1760ドル前後への下落を想定する。1760ドル以下は反騰注意とするが、1780ドル以下での推移なら27日も安値試しへ向かいやすいとみる。
(3)1790ドル超えからは上昇再開と仮定して22日午前高値1796.8ドル試しとし、高値更新からは1800ドルを試すとみる。1800ドル以上は反落警戒とするが、1790ドルを超えた後も1785ドル以上での推移なら27日も高値試しへ向かいやすいとみる。

シルバー60分足分析 2021年04月26日 15:00

22日早朝から右肩下がりの展開

silver

シルバーは3月31日安値23.633ドルからの上昇を継続して4月22日早朝には26.598ドルまで高値を伸ばしてきたが、その後は上昇一服で右肩下がりの展開となっている。23日未明に25.936ドルまで下げたところから23日夜には26.396ドルへ反騰したが22日早朝高値からは切り下がりにとどまり、深夜には25.836ドルへ安値を切り下げた。26日の日中はやや下げ渋りで26ドルを挟んで揉み合いとなっている。米長期債利回りが22日以降は下げ渋りからやや上昇気配のため、ゴールドと共に上値が抑えられ気味というところだ。3月31日安値からの上昇も3週半を経過しており、もう一段高へ進むには押し上げ材料が欲しいところ。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、4月19日深夜安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして21日夜から23日夜にかけての間への上昇を想定していたが、23日未明に弱気転換目安とした26ドルを割り込んだために23日午後時点では22日早朝高値を直近のサイクルトップとした弱気サイクル入りとした。23日夜へ反発したものの高値更新できずに一段安しているため26日夜から27日夜にかけての間への下落余地ありとするが、既に反騰注意期にあるとみて23日夜高値超えからは強気サイクル入りとして27日未明から29日朝にかけての間への上昇を想定する。
60分足の一目均衡表では23日夜の下落で先行スパンから転落し、その後も転落した状況にとどまっているので遅行スパン悪化中は安値試し優先とするが、先行スパンを上抜き返すところからは反騰入りの可能性ありとみて遅行スパン好転ン中高値試し優先とする。
60分足のMACDは23日夜安値以降の下げ渋りでGクロスしているのでGクロス中は高値試し優先とする、26.25ドル以下での推移中は次のDクロスから下げ再開とし、23日夜安値割れからはDクロス毎の安値試し優先とするが、23日夜高値超えからは一段高へ進みやすいとみてGクロス毎の高値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、23日夜安値25.836ドルを下値支持線、26.25ドルを上値抵抗線とする。
(2)26.25ドル以下での推移中は一段安警戒とし、23日夜安値割れからは25.60ドル前後への下落を想定する。25.60ドル以下は反騰注意とするが、26ドル以下での推移なら27日も安値試しへ向かいやすいとみる。
(3)26.25ドル超えからは反騰入りの可能性ありとみて23日夜高値26.396ドル試しとし、勢い付く場合は22日早朝高値26.598ドルを目指すとみる。26.50ドル以上は反落注意とするが26.25ドル以上での推移なら27日も高値試しへ向かいやすいとみる。

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