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【ゴールドレポート夕版】2021年05月06日

ゴールド60分足分析 2021年05月06日 15:00

1800ドル手前の持ち合い

gold

ゴールドは3月8日安値1677.2ドルと3月31日安値1677.5ドルをダブル底として米長期債利回り低下を背景に4月22日高値1796.8ドルまで上昇し、4月29日夜に1755.4ドルまでいったん反落したところから持ち直して5月4日には1798.4ドルまで高値を切り上げたが1800ドルには届かずにいる。日足で見れば4月22日と5月4日の両高値でダブルトップ型となる可能性も考えられるが、60分足や120分足で見れば4月29日夜の安値を除けば1760ドル台を下値支持線として1800ドル手前を上値抵抗線としたボックス型持ち合いの様相であり、持ち合い上放れ=ダブルトップ破りからの一段高を伺いつつあるところという印象だ。ただし一段高へ進むには米長期債利回りが一段と低下すること、7日夜の米雇用統計を強気で通過する必要があると思われる。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、4月29日夜安値から3日目の5月4日深夜安値と4日目となる5日夜安値をダブル底として強気サイクル入りしたと思われる。高値形成期は3日夜と4日夜の両高値がダブルトップ型となっているので6日夜から11日夜にかけての間と想定されるので、5日夜安値1770.4ドル割れを回避するうちは上昇余地ありとするが、1780ドル割れから続落の場合は弱気転換注意として5日夜安値試しとし、底割れからは弱気サイクル入りとして10日夜から12日夜にかけての間への下落を想定する。
60分足の一目均衡表では6日午前の上昇で遅行スパンが好転、先行スパンを上抜いてきているので先行スパンからの転落を回避するうちは遅行スパン好転中の高値試し優先とするが、先行スパンから転落する場合は下げ再開を警戒して遅行スパン悪化中の安値試し優先へ切り替える。
60分足のMACDは5日夜からのGクロスを継続しているのでGクロス中は高値試し優先とする。1780ドル以上での推移中は一時的にDクロスしてもその後のGクロスから上昇再開とするが、1780ドル割れから続落の場合は下げ再開を警戒してDクロス中の安値試し優先とする。
以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、1780ドルを下値支持線、1800ドルを上値抵抗線とする。
(2)1780ドル以上での推移か一時的に割り込んでも回復するうちは上昇余地ありとして1800ドルを目指すとみる。1800ドル手前は戻り売りにつかまりやすいとみるが、1785ドル以上での推移なら7日の日中も高値試しへ向かいやすいとみる。また米長期債利回りが一段と低下してドル安が進む場合は1800ドル超えから1810ドル前後へ向かう可能性もあるとみる。
(3)1780ドル割れから続落の場合は下げ再開を警戒して5日夜安値1770.4ドル試しへ向かうとみる。1770ドル台序盤は買い戻されやすいとみるが、1780ドル以下での推移が続く場合は7日の日中も安値試しへ向かいやすいとみる。

シルバー60分足分析 2021年05月06日 15:00

27ドル到達で上昇一服するも再び27ドル超えへ挑戦か

silver

シルバーは3月31日安値23.633ドルを起点として上昇基調を継続してきたが、5月4日には27.005ドルを付けて3月1日以来の27ドル台到達となった。27ドル到達に対する高値警戒感やイエレン米財務長官発言などをきっかけに4日深夜に26.046ドルまで急落したが、その後は5日夜に26.100ドル、6日午前に26.131ドルまで下げたところは買い戻されて確りしている。
6日午後には26.70ドル超えまで上昇しており26ドル台前半中心の持ち合いから上放れし始めているが、4日夜に直前高値から短時間に1ドル近い急落となった後だけに27ドル前後では市場もやや慎重となると思われ、騰勢を強めるには7日の米雇用統計を見極める必要があるところか。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、5月4日夜へ一段高したところから急落したもののその後は安値更新を回避しているので、4日深夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は7日夜から11日夜にかけての間と想定されるので26.50ドル以上での推移中は上昇余地ありとするが、戻りは短命の可能性もあるので26.25ドル割れからは4日深夜安値試しとし、底割れからは弱気サイクル入りとして7日夜から11日深夜にかけての間への下落を想定する。
60分足の一目均衡表では6日午後の上昇で先行スパンから上抜け、遅行スパンも好転してきた。このため先行スパンを上抜いているうちは遅行スパン好転中の高値試し優先とするが、先行スパンから再び転落するところからは一段安警戒として遅行スパン悪化中の安値試し優先とする。
60分足のMACDは6日午後時点ではGクロスしているのでGクロス中は高値試し優先とする。26.25ドル以上での推移中は一時的にDクロスしてもその後のGクロスから上昇再開の可能性ありとするが、26.25ドル割れからは下げ再開を警戒してDクロス中の安値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、26.25ドルを下値支持線、5月4日夜高値27.005ドルを上値抵抗線とする。
(2)26.25ドル以上での推移中は上昇余地ありとし、26.75ドル超えからは5月4日夜高値27.005ドル試しへ向かうとみる。26.90ドル以上は反落注意とするが、26.50ドル以上での推移なら7日の日中も高値試しへ向かいやすいとみる。
(3)26.25ドル割れからは下げ再開を警戒して4日深夜安値26.046ドル試しとみる。26.10ドル以下は反騰注意とするが、26ドル割れから続落に入る場合は25.65ドル前後へ下値目途を引き下げる。また26.25ドル以下での推移なら7日の日中も安値試しへ向かいやすいとみる。

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