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【ゴールドレポート夕版】2021年05月18日

ゴールド60分足分析 2021年05月18日 15:00

昨年8月7日と今年1月6日の高値を結ぶ抵抗線突破

gold

ゴールドは5月14日の上昇で4月末からの壁となっていた1850ドルを突破したが、17日も続伸して1860ドル台に乗せ、18日午前には1870ドル台序盤へさらに高値を切り上げた。昨年8月7日の史上最高値2071.9ドルと今年1月6日の戻り高値1958.5ドルを結んだ上値抵抗線が1850ドル台序盤に来ていたがこれを突破したことで8月からの調整期から脱却した印象が強まった。3月8日と3月31日の両安値をダブル底とした上昇だが、1700ドル割れからの上昇としては昨年8月7日の史上最高値へ向けて上昇開始した6月5日からの上昇開始時に近い印象もあり、その時は1850ドル超えから急騰商状に入って連日にわたる大幅続伸となった経緯もあるため、今回も流れ次第では連騰型の上昇に入る可能性もあるところと注意する。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、5月13日夜安値から20ドル近い上昇となったための14日午後時点では13日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして14日夜から17日夜にかけての間への上昇を想定した。17日の日中も続伸したために17日夕時点では17日夜を超えて伸びる可能性もあるとしたが、18日午前へと続伸しているため、1855ドル以上での推移中は高値形成期の延長入りによる上昇余地ありとし、1855ドル割れからはいったん弱気サイクル入りするとみて18日夜から20日夜にかけての間への下落を想定する。
60分足の一目均衡表では14日夜からの一段高で遅行スパンは好転を維持、先行スパンも突破したがその後も両スパン揃っての好転を維持しているので遅行スパン好転中は高値試し優先とするが、遅行スパンが悪化するところからはいったん下げに入るとみて安値試し優先とする。ただしその場合も先行スパンを上回る状況を維持するならその後に遅行スパンが好転するところから上昇再開とみる。
60分足のMACDは17日夜のDクロスから切り返して一段高したが18日午後は上げ渋りでDクロスしている。1855ドル以上での推移中は一時的にDクロスしてもその後のGクロスから上昇再開とするが、1855ドル割れからはいったん下げに入るとみてDクロス中の安値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、1855ドルを下値支持線、1880ドルを上値抵抗線とする。
(2)1860ドルを上回るか一時的に割り込んでも回復するうちは1880ドル前後への上昇余地ありとみる。1880ドル前後はいったん売られやすいとみるが、勢い付く場合は1880ドル台後半へ上値目途を引き上げる。また1860ドル以上での推移なら19日も高値試市へ向かいやすいとみる。
(3)1855ドル割れからはいったん下げに入るとみて1840ドル台を目指す下落を想定する。1845ドル以下は反騰注意とするが、1855ドル以下での推移が続く場合は19日も安値試しへ向かいやすいとみる。

シルバー60分足分析 2021年05月18日 15:00

2月23日の戻り高値を超える

silver

シルバーは5月18日午前高値で28.730ドルへ続伸、2月1日天井30.044ドルから下落期入りした当初の戻り高値であった2月23日高値28.284ドルを超えた。3月31日底から揺れ返しの上昇に入ってきたが、2月23日高値を超えたことによりチャート上の上値抵抗は2月1日高値まで切り上がった印象だ。日足は5月14日から17日へ連続陽線だが、18日も陽線になれば赤三兵となって勢いも増しやすいところと思われる。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、5月12日夜高値をサイクルトップとした弱気サイクル入りとしていたが、13日安値からの反発により14日午後時点では27.30ドル超えからは強気サイクル入りとし、14日夜に27.30ドルを超えて続伸したために17日午後時点では13日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして17日夜から19日夜にかけての間への上昇を想定した。18日午前へ続伸しているので引き続きトップ形成中とし、弱気転換は直近高値から0.50ドル規模の下落発生か、28ドルを割り込む下落からとする。
60分足の一目均衡表では14日の上昇で遅行スパンが好転して先行スパンも突破したが、その後も両スパン揃っての好転を維持しているので遅行スパン好転中は高値試し優先とするが、遅行スパンが悪化するところからはいったん下げに入るとみて安値試し優先とする。
60分足のMACDは17日夜に一時的にDクロスしたがGクロスへ切り返している。28.15ドル以上での推移中は一時的にDクロスしてもその後のGクロスから上昇再開とみるが、28.15ドル割れからはいったん下げに入る可能性を警戒してDクロス中の安値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、28.15ドルを下値支持線、5月18日午前高値28.730ドルを上値抵抗線とする。
(2)28.15ドル以上での推移か一時的に割り込んでも回復するうちは上昇余地ありとし、18日午前高値超えからは29ドル試しへ向かうとみる。29ドル到達ではいったん売られやすいとみるが、28.25ドル以上での推移なら19日も高値試しへ向かいやすいとみる。
(3)28.15ドル割れを弱気転換注意とし、28ドル試しとみる。28ドル前後は押し目買いも入りやすいとみるが、さらに続落の場合はいったん下落期に入るとみて27.70ドル台を目指す流れとみる。また28ドル以下での推移なら19日も安値試しへ向かいやすいとみる。

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