株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年06月11日

ゴールド60分足分析 2021年06月11日 15:00

米長期債利回り大幅低下で反騰するも、まだ6月3日の日足陰線を超えず

gold

【3-5日サイクルと一目均衡表・MACD分析】

ゴールドは6月10日夜の米CPI等の発表当初に1869.5ドルまで反落したが直後から買い戻されて11日早朝には1898.1ドルをつけ、安値からは28.6ドル高の反騰となった。11日昼には1900ドル到達まで高値を切り上げているが、それでもまだ6月3日の日足大陰線を超えずにいる。米CPIが予想以上の上昇率となったものの前月比では4月から伸びが鈍化したこと、新規失業保険申請件数も6週連続の改善(低下)だったが、米連銀の「物価上昇の上ブレは一時的で雇用回復にはまだ道のりが遠く忍耐強い金融緩和を続ける」という姿勢を踏まえればインフレ懸念への過剰な反応は不要として米長期債利回りが低下し、リスク選好で為替市場がドル安へ向かい、ゴールドも1900ドル台到達からの調整を消化して次の上昇期へ向かうという強気なシナリオも描けるところだが、物価上昇率が高止まりして雇用改善が進めば米連銀の量的緩和縮小開始も早まる可能性もあり、6月1日高値1915.8ドルを超えて高値更新を見ないことにはまだゴールドの上昇にもやや慎重さが残るというところだろうか。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、6月4日午前安値をサイクルボトムとした強気サイクル入りとして4日夕から8日午後にかけての間への上昇を想定していたが、8日夜の反落により9日午後時点では8日午前と8日夜の両高値をダブルトップとした弱気サイクル入りし、ボトム形成期を9日午前から11日午前にかけての間と想定した。10日夜へ安値を切り下げたところから反騰したため、10日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとして11日夜から15日夜にかけての間への上昇を想定する。弱気転換は10日夜安値からの反騰幅の半値以上を削る反落からとする。
60分足の一目均衡表では10日夜の反騰で遅行スパンが好転し、先行スパンからも上抜けてきた。このため遅行スパン好転中は高値試し優先とし、弱気転換は両スパンがそろって悪化するところからとする。
60分足のMACDは10日夜の反騰でGクロスしているのでGクロス中は高値試し優先とする。1885ドル以上での推移中は一時的にDクロスしてもその後のGクロスから上昇再開とするが、1885ドルを割り込むような反落発生からはいったん下げに入る可能性を警戒してDクロス中の安値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。 
(1)当初、1890ドルを下値支持線、1910ドルを上値抵抗線とする。
(2)1890ドル以上での推移か一時的に割り込んでも回復するうちは上昇余地ありとして1910ドル台を目指すとみる。1915ドル以上は反落注意とするが、1890ドル以上での推移なら週明けも高値試しへ向かいやすいとみる。
(3)1885ドルを割り込むところからはいったん下げに入るとみて1880ドル前後への下落を想定する。1880ドル以下は反騰注意とするが、1885ドルを割り込んだ後も1890ドル以下での推移なら週明けは安値試しへ向かいやすくなるとみる。また下げ足が早まる場合は1870ドル前後へ下値目途を引き下げる。

シルバー60分足分析 2021年06月11日 15:00

28ドルの壁を突破、5月18日高値超えへ挑戦

silver

【3-5日サイクルと一目均衡表・MACD分析】

シルバーは5月18日高値で28.730ドルまで上昇した後は新たな高値更新へ進めず、6月1日高値28.552ドルとダブルトップ型の様相となって6月3日安値27.027ドルまで失速したが、その後は27ドル台を維持して高値圏持ち合いに踏みとどまってきた。6月10日の米CPI等の発表からいったん売られたものの早々に切り返して6月8日と9日には超えられなかった28ドルの壁を超え、11日の日中も高値を切り上げてきている。11日午後時点ではまだ6月3日の日足大陰線を解消していないものの、日足は3日連続陽線(赤三兵)の気配となっており、5月18日高値超えへ挑戦する流れに入ってきたのではないかと思われる。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、6月10日夜への下落とその後の反騰による一段高を踏まえ、6月3日夜安値から5日目となる10日夜安値を直近のサイクルボトムとした強気サイクル入りとする。トップ形成期は9日夜高値を基準として14日夜から16日夜にかけての間と想定する。0.50ドル規模の騰落も繰り返されているので弱き転換は27.70ドル割れからとし、上回るうちは上昇余地ありとみる。
60分足の一目均衡表では10日夜の反騰で遅行スパンが好転、先行スパンも上抜いているので遅行スパン好転中の高値試し優先とする。先行スパンからの転落を回避するうちは遅行スパンが一時的に悪化してもその後に好転するところからは上昇再開とし、弱気転換は両スパン揃って悪化するところからとする。
60分足のMACDは10日夜の反騰でGクロスしているのでGクロス中は高値試し優先とする。27.85ドル以上での推移なら一時的にDクロスしてもその後のGクロスから上昇再開とするが、27.85ドル割れからは下げ再開注意とみてDクロス中の安値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、27.85ドルを下値支持線、28.25ドルを上値抵抗線とする。
(2)27.85ドル以上での推移か一時的に割り込んでも回復するうちは上昇余地ありとし、28.25ドル前後を目指す上昇を想定する。28.25ドル以上は反落注意とするが、27.85ドル以上での推移なら週明けも高値試しへ向かいやすいとみる。また勢い付く場合は28.30ドル台中盤へ上値目途を引き上げる。
(3)27.85ドル割れから続落の場合は27.70ドル試しとみる。27.70ドル台前半は押し目買いされやすいとみてその後に27.85ドルを超えるところからは上昇再開とするが、27.70ドルを割り込む場合はもう一度27.50ドル台へ向かう可能性があると注意する。

【サイクル分析について】

相場は、上昇→上昇し過ぎ→反動安→下落→下げ過ぎ→反動高という循環を繰り返す。人間心理が楽観し過ぎや悲観のし過ぎを繰り返すためだ。
分析の基本スタンスは、60分足におけるタイムサイクル分析である。短期的な相場変動は、概ね3日から5日周期のサイクルで推移していることが多く、ポジションをオーバーナイトし、数日間トレードする場合に適している。また、長期的なポジショントレードにおいてもエントリーの参考となる。
30分足、60分足、120分足において、顕著な高値から高値までの間隔、安値から安値までの間隔は3日から5日くらいの周期で繰り返されることが多い。
このサイクルによる騰落を捉えるためのオシレーター手法としてRCI(順位相関指数)の26本線を参考としている。この26本線がサイクルと同調して推移している場合には、相場のサイクル性、周期性がしっかりしていることを示し、同調が取れない場合には周期性に変調が発生し、心電図で言えば不整脈のような変動の大きい動きへ進むか、持ち合い相場で方向感をなくしていることを示す場合が多い。
サイクル分析の基本は、手前のサイクルボトムを割り込んだら、次のサイクルボトム形成までの間が下落期とし、手前のサイクルトップを越える上昇の場合には、次のサイクルトップ形成までの上昇と考えることである。
ただし、サイクルトップ形成期への上昇中にあっても、直前のサイクルボトムを割り込む下げとなる場合には、サイクルトップ形成の短縮として、次のボトム形成への下げへ進む可能性を優先する。逆に下げ相場が暫く続いた後等、ボトム形成期間を短縮し、連続的に強気サイクルに入る場合もある。
重要度の高い経済指標の発表に対するサプライズや要人発言等で、当然ながらサイクルも歪み、短くなったり延長されたりするが、そうしたイレギュラーが収まれば基本的なリズムに収斂するものである。

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