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為替モーニング東京市場2022年5月16日

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2022年05月16日

鈴木予想レンジ 

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円128.50~130.00
ユーロ円133.80~135.30
ユーロドル1.0330~1.0480
豪ドル円89.30~90.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

市場ではFRBによる金融引き締め観測が強まる中、相対的に市場心理が悪化しており、リスク回避の円買いとドル買いが併用されている。そんな中、NYダウ平均株価は一週間ぶりに466ドル高と反発に転じており、一部では世界同時株安が一巡したとの観測もある。ただ、現時点では米債券利回りの動向に振り回されており、安易にポジションを取り切れない情勢にある。それ故に、依然として、株式市場、米債券市場、そして、為替相場は波乱含みの展開を強いられているが、ロシアのウクライナ侵攻や中国のコロナウイルス感染者拡大によるロックダウンの影響が商品市場を圧迫しており、また、インフレ懸念が米国のみならず世界各地に広がり始めており、各金融市場では、引き締め策に舵を切らざるを得ない相場環境にある。それでも、インフレ抑制の即効薬とは言い難いだけに、当面、ドルの更なる上昇局面では適宜な利益確定売りを優先することも一考であろう。

一方、ドルと円は再び日米金利差拡大が意識される中、米金利の優位性を背景に底堅い展開は否めないが、流石に20年ぶりの円安に対する警戒感は払拭できておらず、ドル円130円台以上からの高値掴みには要注意であろう。引き続きレンジ幅ドル円128.50~130.00円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

他方、ユーロドルはウクライナ情勢に日々一喜一憂している状況ではあるが、潜在的には欧州経済の圧迫材料になっており、戻り売りが優先されている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.0330~1.0480まで拡大し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが無難であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、128円台半ば前後から押し目買いと共に、130円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルは1.03台半ば割れから押し目買いと共に、1.04台後半からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円130円台を視野に、同レベル前後からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業は、128円台半ば前後から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しているが、現状ではユーロドル1.03台半ば前後から押し目買いと共に、1.04台半ば以上から少なめのナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円128円台半ば前後ではロング、130円前後ではショートをイメージし、ユーロ円は134円割れから押し目買いと共に、135円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドル円は89円台前半から押し目買いと共に、90円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円128.20130.50
ユーロ円133.30135.80
ユーロドル1.02901.0530
豪ドル円88.7090.85

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

2022年5月収支経過(02~16日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥90,000+¥40,000
ユーロ円-¥30,000
ユーロドル-¥13,400(-$100)-$450
豪ドル円+¥5,000+¥25,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000★△128.80(128.00ロングカバー)+¥40,000
豪ドル円売り50,000★△88.30(87.50ロングカバー)+¥40,000
豪ドル円売り50,000☆89.00(SL89.60買い)
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000129.50(SL130.00買い)
ドル円買い50,000128.00(SL127.50売り)
ユーロ円売り50,000☆134.40(SL134.90買い)
ユーロ円買い50,000132.80
ユーロドル売り50,0001.0450
ユーロドル買い50,0001.0300(SL1.0250売り)
豪ドル円売り50,000☆89.30(SL89.80買い)
豪ドル円買い50,00087.80
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000130.00(SL130.50買い)
ドル円買い50,000128.70(SL128.20売り)
ユーロ円売り50,000135.30(SL135.80買い)
ユーロ円買い50,000134.00
ユーロドル売り50,0001.0470
ユーロドル買い50,0001.0340(SL1.0290売り)
豪ドル円売り50,00090.30(SL90.80買い)
豪ドル円買い50,00089.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
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