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為替イブニング海外市場2021年12月3日

2021年12月03日
(コラム執筆時間:19時25分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円112.70~113.70
ユーロ円127.50~128.50
ユーロドル1.1250~1.1350
豪ドル円79.50~80.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

今週はパウエルFRB議長のタカ派と思える議会証言を受けて、ドルを買い戻す動きが優勢であるが、オミクロン株の出現が相場全体の足かせとなり、拙速的にドルを買い上がる雰囲気には至っていない。そして、今晩発表される11月米雇用統計では失業率の低下期待もあり、やや観的な見方が広がっている。ただ、利上げを催促するほどの完全雇用にはほど遠く、引き続きリスク回避志向を背景に一進一退の展開の展開と見なした方が無難であろう。仮に米雇用統計の大幅な改善により、利上げ機運が高まったとしても、来年度以降の課題であり、ドルの上昇局面では一旦戻り売りに転じることが賢明であろう。

一方、ドル円は売買材料が多様化する中、ドル円113円台前半でもみ合い相場と化している。依然として、焦点が絞り切れない外部環境にあるだけに、引き続き相場が動意づくまでは、直近のレンジ幅ドル円112.70~113.70円を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

他方、ユーロドルは1.13前後でもみ合い相場が続いているが、依然として、米ドル主導の展開であり、米金利の優位性を背景に、戻り売りが優勢になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1250~1.1350を重視し、同レベル前後からナンピン売買が一考であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円割れから押し目買いと共に、ドル円113円台後半からナンピン売りで待機することを勧める。、方向感に乏しい中、調整売買に終始している。現状では湯共に、1.13円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、米雇用統計待ちではあるが、相対的に動意薄と判断している。輸出企業はドル円114前後を視野に、113円半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円112円台半ば前後から押し目買いを継続している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、現状では今朝と同様に、ユ-ロドル1.13台半ば前後からナンピン売りと共に、1.12台半ば前後から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円112円台半ば前後ではロング、ドル円113円台後半ではショートをイメージし、ユーロ円は127円台半ば前後から押し目買いと共に、128円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは79円台半ば前後から押し目買いと共に、80円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円112.20114.35
ユーロ円126.90129.10
ユーロドル1.11851.1410
豪ドル円78.8581.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
No position
2021年12月収支経過(01~03日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円+¥30,000+¥30,000
ユーロ円+¥50,000+¥15,000
ユーロドル
豪ドル円+¥25,000
前日の売買 東京市場
ドル円売り50,000★△113.30(112.70ロングカバー)+¥30,000
ユーロ円売り50,000★△128.20(127.90ロングカバー)+¥15,000
前日の売買 海外市場
出来ず Nothing done
本日の売買&予定 東京市場
出来ず Nothing done
ドル円売り50,000113.50(SL114.00買い)
ドル円買い50,000112.60(SL112.20売り)
ユーロ円売り50,000128.50(SL129.00買い)
ユーロ円買い50,000127.50(SL127.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1400買い)
ユーロドル買い50,0001.1260(SL1.1210売り)
豪ドル円売り50,00080.50(SL81.00買い)
豪ドル円買い50,00079.70(SL79.20売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000113.70(SL114.20買い)
ドル円買い50,000112.70(SL112.20売り)
ユーロ円売り50,000128.50(SL129.00買い)
ユーロ円買い50,000127.50(SL127.00売り)
ユーロドル売り50,0001.1350(SL1.1400買い)
ユーロドル買い50,0001.1260(SL1.1210売り)
豪ドル円売り50,00080.50(SL81.00買い)
豪ドル円買い50,00079.50(SL79.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

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