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為替モーニング東京市場2021年4月28日

2021年04月28日

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円108.30~109.30
ユーロ円130.80~131.80
ユーロドル1.2030~1.2130
豪ドル円84.00~85.00
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先に日銀が発表した物価見通では2023年度初めの黒田日銀総裁の任期満了までに2%のインフレ目標に届かないことが示唆されており、米欧との比較では出口戦略の甘さが指摘されているが、コロナ禍の状況では致し方ないとの見方が少なくない。その中、NYダウは小幅上昇にとどまっているが、米企業の好決算もあり、順調に34,000ドル台に向けて底堅さを維持している。その中、出遅れ感が強い東京株式市場は冴えない展開ではあるが、ワクチン接種の進展期待も強く、日経ダウ3万円台回復との希望的観測も出始めている。ただ、米債券利回りが再び上昇過程にあることが気掛かりであり、一気に加速するほどの外部環境ではなく、月末に向けて一進一退の展開が続くと見なした方が賢明であろう。

一方、ドル円は日米金利差拡大を背景に底堅い展開であり、ドル円109円台に迫る展開を見せている。ただ、ドル円110円台をイメージさせるほどの勢いはなく、引き続き直近のレンジ幅ドル円108.30~109.30円を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応することが一考であろう。

他方、ユーロドルは特筆すべき買い材料は見当たらないが、米中対立構造への懸念も根強く、消去法的に買われており、下値は限定的になっている。ただ、ユーロドル1.21前後では利益確定売りやポジション調整売りが散見されており、引き続きレンジ幅1.2030~1.2130を重視し、同レベル前後からナンピン売買が賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円108円台前半から押し目買いを勧めると共に、109円台以上からナンピン売りで待機することを勧める。一方、ユーロドルも同様に、1.20台前半から押し目買いと共に、1.21台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円108円台半ば前後から随時実施しており、現状では109円台以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円108円台前半から押し目買いで対応している模様。

●海外勢によれば、方向感に乏しい中、戻り売りを優先しているが、現状では昨日と同様に、ユーロドル1.21台以上からナンピン売りと共に、1.20台前半から押し目買いで待機姿勢を強めている模様。

●クロス円は、ドル円108円台前半ではロング、109円台以上ではショートをイージし、ユーロ円は131円割れから押し目買いと共に、132円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは84円前後から押し目買いと共に、85円前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円107.70109.85
ユーロ円130.30132.50
ユーロドル1.19851.2185
豪ドル円83.4585.55

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆131.20(SL132.00買い)
豪ドル円ショート50,000☆84.50(SL85.00買い)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ショート50,000☆▼130.50(SL131.20買い)-¥35,000
2021年4月収支経過(01~28日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥60,000+¥45,000
ユーロ円+¥45,000-¥35,000
ユーロドル-¥111,000(-ドル850)+$200
豪ドル円+¥50,000
前日の売買 東京市場
出来ず Nothing done
前日の売買&予定 海外市場
ドル円売り50,000★△108.40(107.50ロングカバー)+¥45,000
ドル円売り50,000108.80(SL109.30買い)
ドル円買い50,000107.80(SL107.30売り)
ユーロ円売り50,000131.20(SL131.70買い)
ユーロ円買い50,000130.30
ユーロドル売り50,0001.2130(SL1.2180買い)
ユーロドル買い50,000★△1.2060(1.2100ショートカバー)+$200
ユーロドル買い50,0001.2030(SL1.1980売り)
豪ドル円売り50,000☆84.50(SL85.00買い)
豪ドル円買い50,00083.50(SL83.00売り)
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000109.20(SL109.70買い)
ドル円買い50,000108.30(SL107.80売り)
ユーロ円売り50,000132.00(SL132.50買い)
ユーロ円買い50,000131.00
ユーロドル売り50,0001.2130(SL1.2180買い)
ユーロドル買い50,0001.2030(SL1.1980売り)
豪ドル円売り50,00085.00(SL85.50買い)
豪ドル円買い50,00084.00
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引および証券取引に関するご注意

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取引手数料は無料です。ただしパートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの受渡取引に限り、1通貨単位あたり0.10円の手数料をいただきます。

パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第27項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。

CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。 国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

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〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会