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為替モーニング東京市場2021年11月18日

2021年11月18日
(コラム執筆時間:09時20分)

鈴木予想レンジ

※コラム執筆時点における、筆者の予想レンジです。

通貨ペア予想レンジ
ドル円113.50~114.50
ユーロ円128.80~129.80
ユーロドル1.1270~1.1370
豪ドル円82.50~83.50
相場状況の振り返りと今後の展開予想

先の米消費者物価発表をきっかけに世界的にインフレ懸念が深刻化する中、ここ最近の米長期債利回りの上昇も手伝いドルロングが積み上がっていたが、相対的な過熱感を踏まえながら、米国株式市場は反落、そして、米債券利回りが再び低下傾向にあり、そして、米10月住宅着工件数の冴えない結果も加わり、総じて、ドルの調整売りが優勢になっている。依然として、不安定な金利動向に振り回される展開が予想されるが、当面、バイデン米大統領が次期FRB議長を感謝祭前に指名する方針を明らかにしているが、次期議長が判明するまでは米10年債利回りの動向を睨みながら、臨機応変な売買が求められる。

一方、ドル円は米長期金利の低下が重石となり、心理的節目115円に届かず、失速気味に一時114円割れになるなど、利食いと調整売りが活発化している。ドル円115円トライは遠のいているが、日米金利差が顕在化している以上、下値も限定的と言わざるを得ず、引き続きレンジ幅ドル円113.50~114.50円を重視し、同レベル前後からナンピンが一考であろう。

他方、ユーロドルは節目の1.13割れでは悪材料出尽くし感を踏まえた買い戻しもあり、拙速的な下値トライは慎重になっている。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1270~1.1370を重視し、同レベル前後からナンピンが賢明であろう。

●戦略的には、ドル円は前述したレンジ幅を重視し、ドル円113円台半ば前後から押し目買いと共に、ドル円114円台半ば前後からナンピン売りで待機をすることを勧める。一方、ユーロドルは、1.12台半ば前後から押し目買いと共に、1.13台半ば以上からナンピン売りで待機することを勧める。

●邦銀勢によれば、様子見スタンスを強める中、輸出企業はドル円114円台半ば以上からナンピン売りで待機姿勢を強めている模様。一方、輸入企業はドル円114円前後から押し目買いを実施しており、現状では113円台半ば前後に集約されている模様。

●海外勢によれば、戻り売りを優先しているが、現状ではポジション調整買いも手伝い、1.13前後からの下値トライは自重している。引き続きレンジ幅ユーロドル1.1270~1.1370を重視し、同レベル前後からナンピン売買で対応している模様。

●クロス円は、ドル円113円台半ば前後ではロング、ドル円114円台半ば以上ではショートをイメージし、ユーロ円は129円割れから押し目買いと共に、130円前後からナンピン売りで待機することを勧める。一方、豪ドルは82円台半ば前後から押し目買いと共に、83円台半ば前後からナンピン売りで待機することを勧める。

市場ストップロス・オーダー状況
通貨売り買い
ドル円113.10115.20
ユーロ円128.20130.30
ユーロドル1.12201.1425
豪ドル円82.0084.10

※筆者の独自取材による、国内機関投資家などからのストップロス・オーダーが多く出ているラインです。
新規注文の際や、保有ポジションの見直しを計るうえでの参考のひとつにしてください。

トレード実績

筆者の個人的なトレードによる収支実績及び売買予定を公開しています。
※文中の記号・略語については巻末の解説をご参照ください。

現在のポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆129.30(SL128.70売り)
ユーロドルロング50,000☆1.1280(SL1.1270売り)
前日のSL実行ポジション(SL&SP)
ユーロ円ロング50,000☆▼129.50(SL129.30売り)-¥10,000
ユーロ円ロング50,000★▼129.80(SL129.50売り)-¥15,000
ユーロ$ロング50,000★▼1.1400(SL1.1280売り)-$600
2021年11月収支経過(01~18日)
通貨プラスマイナス前日比
ドル円-¥70,000+¥15,000
ユーロ円-¥80,000-¥25,000
ユーロドル-¥116,300(-$900)-$600
豪ドル円-¥45,000+¥20,000
前日の売買 東京市場
ユーロ円買い50,000☆129.50(SL129.00売り)
ユーロドル買い50,000☆1.1280(SL1.1230売り)
本日の売買予定 海外市場
ドル円売り50,000115.30(SL115.80買い)
ドル円買い50,000☆△114.30(114.60ショートカバー)+¥15,000
ユーロ円売り50,000130.30
ユーロ円買い50,000☆129.30(SL128.80売り)
ユーロドル売り50,0001.1380
ユーロドル買い50,0001.1250(SL1.1200売り)
豪ドル円売り50,00084.20(SL84.70買い)
豪ドル円買い50,000☆△83.10(83.50ショートカバー)+¥20,000
本日の売買予定 東京市場
ドル円売り50,000114.70(SL115.20買い)
ドル円買い50,000113.70(SL113.20売り)
ユーロ円売り50,000129.80
ユーロ円買い50,000128.80(SL128.30売り)
ユーロドル売り50,0001.1370
ユーロドル買い50,0001.1270(SL1.1220売り)
豪ドル円売り50,00083.50(SL84.00買い)
豪ドル円買い50,00082.50(SL82.00売り)
記号・略称解説

ロング=買い、ショート=売り
△=プラス、▼=マイナス
☆新規、★実行済み
SL=損失確定(Stop Loss)
TP=利益確定(Take Profit)

本レポートは朝夕2回配信。土日及び祝祭日は無配信のためSLのみ提示。
指値注文タイムリミット:東京市場 17:00、海外市場 5:00(日本時間)
SL/TPは最大100pips前後を目処に実施。最終のご判断は自己責任にてお願いいたします。

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プロフィール

  • 著者近影 鈴木郁雄(すずきいくお)
    フランスの3大銀行のひとつであるソシエテジェネラル銀行東京支店に勤務、外国資金本部長として20年間のディーリング経験を持ち、為替のみならず、デリバティブなどマネー部門を統括。 2001年10月為替投資顧問会社ケンティッシュ ジャパンを設立、今現在も邦銀大手ならびにロンドン・ニューヨークなどの外銀ディーラーと 親密に情報交換し、投資家心理を交えて独自の分析に定評がある。


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