FX・CFD・証券取引のことならマネーパートナーズ -外為を誠実に-

マネパ為替分析 日刊レポート

最新の記事

上値を追うには“パワー不足”…!?

2021年11月08日

◆ 好内容だったが… - 米雇用統計

注目の米雇用統計は「非農業部門雇用者数(+53.1万人)/失業率(4.6%)/平均時給(前年比+4.9%)」と、事前予想を3ヶ月ぶりに上回る好内容となりました。
このため「米経済は順調に回復」との見方が台頭し、米10年債利回りが“1.54%”へと上昇する中で、ドル円は“114.018円”へと駆け上がる場面が見られました。

しかし「労働参加率の横ばい(61.6%)」が気にされ出すと、こうした動きは長くは続きませんでした。
『FRBのスタンスは変わらない(利上げは急がない)』との思惑へ次第に傾斜すると、米10年債利回りは“1.43%”へと押し下げられ、そしてドル円は“113.301円”へと値を落として先週末の取引を終えています。


◆ “大きく崩れる”は期待薄だが…?

これで先週・先々週と続いた主要イベントは終了しましたが、“タカ派寄り”を示した中銀は欧・豪・英・米共にありませんでした。
これは「コロナ感染再拡大」が影響している面もありますが、「インフレは一時的」との見方を変えるにはかなりのポジティブが必要であることの裏返しといえそうです。
そうなると思惑が“タカ派”によっている現状を踏まえると、その“巻き戻し”が入りやすいと見るのが自然ということになります。

「テーパリングに最も遠いのは日本」との思惑がある以上、ドル円が“大きく崩れる”は期待薄といわざるを得ません。
それでも年初来高値である“10/20高値(114.699円)”を窺うには、少々“パワー不足”との認識は持っておきたいところです。
逆に“10/28安値(113.256円)”を下回るようなことがあると、“下値窺い”が先行してもおかしくない点には、警戒しておきたいところです。
もっとも仮にそうなった場合には、筆者は“押し目買いチャンス”と捉えるのですが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:114.018(11/5高値、大台)
上値4:113.902(11/4~11/5の61.8%戻し、20日移動平均線、日足・一目均衡表転換線)
上値3:113.787(11/4~11/5の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値2:113.672(11/4~11/5の38.2%戻し)
上値1:113.533(-1σ)
前営業日終値:113.372
下値1:113.205(10/14安値、10/28安値、10/4~10/20の38.2%押し水準、-2σ)
下値2:113.109(ピボット1stサポート)
下値3:112.996(10/12安値、50日移動平均線、大台)
下値4:112.847(ピボット2ndサポート)
下値5:112.758(10/4~10/20の50%押し、日足・一目均衡表基準線)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:84.510(11/4~11/5の50%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:84.349(11/5高値、11/4~11/5の38.2%戻し)
上値3:84.235(ピボット1stレジスタンス)
上値2:84.083(-1σ)
上値1:84.000(大台)
前営業日終値:83.912
下値1:83.817(11/5安値、100月移動平均線)
下値2:83.703(ピボット1stサポート)
下値3:83.485(10/14安値、ピボット2ndサポート)
下値4:83.401(日足・一目均衡表基準線)
下値5:83.171(ピボットローブレイクアウト)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

155.000(大台)
154.878(10/20~11/5の38.2%戻し、11/4~11/5の61.8%戻し、日足・一目均衡表転換線)
154.529(11/4~11/5の50%戻し、日足・一目均衡表基準線)
154.231(-1σ)
154.124(11/4~11/5の38.2%戻し)
154.000(大台)
153.848(100月移動平均線)
153.780(11/5高値)
153.583(週足・一目均衡表転換線)
153.339(週足・一目均衡表基準線)
153.222(50日移動平均線)
前営業日終値:152.985(大台)
152.772(10/11安値、11/5安値、20週移動平均線)
152.666(10/1~10/20の61.8%押し、100日移動平均線)
151.963(200日移動平均線、大台)
151.869(10/8安値)
151.719(-2σ)
151.354(10/1~10/20の76.4%押し)
151.191(日足・一目均衡表先行スパン上限)
151.032(10/7安値、大台)
150.899(日足・一目均衡表先行スパン下限)

このページの先頭へ

このページの先頭へ

プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。
取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。
暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。
暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。
取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

このページの先頭へ