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マネパ為替分析 日刊レポート

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2021年11月12日

◆ 膠着 - 114円付近

「米国市場休場(退役軍人の日)」で流動性が低下する中、昨日は“小動き”でした。
対ユーロ・対ポンドでは年初来高値を更新する“ドル買い”が進行したものの、ドル円の上値は押さえられています。
高値は東京タイム中盤の“114.155円”に留まっており、その後は“(114円を挟んだ)揺れ動き”に終始しているのが実状といえます。


◆ 米国勢の動向次第となるが…?

米国市場が再開する本日は、昨日止まっていた「米10年債利回り動向」にまずは目が行くと考えられます。
先物等で“もう一段の上昇”が確認されれば、ドル円も“上値を伸ばす”といった可能性も否めないところです。
ただ昨日も記したように、“ショートカバー(巻き戻し)”は一巡した印象が否めません。
それでいて「早期の米利上げ観測」につながるかは未知数といわざるを得ませんので、そうなると「果たしてどこまで…?」となりやすいのも否めないところです。

米CPIを経て“さらなる上値追い”への期待は高まりやすい状況ではありますが、やはり“高止まり”の有無を主体にして、目先は確認したいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:114.558(ピボットハイブレイクアウト)
上値4:114.444(11/1高値)
上値3:114.357(ピボット2ndレジスタンス)
上値2:114.273(11/4高値、+1σ)
上値1:114.155(11/11高値、ピボット1stレジスタンス)
前営業日終値:114.060(大台)
下値1:113.805(11/11安値、20日移動平均線、ピボット1stサポート)
下値2:113.609(11/9~11/11の38.2%押し、ピボット2ndサポート)
下値3:113.508(ピボットローブレイクアウト、日足・一目均衡表転換線、-1σ)
下値4:113.440(11/9~11/11の50%押し)
下値5:113.271(11/9~11/11の61.8%押し)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:83.894(日足・一目均衡表基準線、11/4~11/10の38.2%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:83.797(-1σ、100月移動平均線、)
上値3:83.662(11/11高値、11/10~11/11の61.8%戻し)
上値2:83.535(11/10~11/11の50%戻し、ピボット1stレジスタンス)
上値1:83.437(11/10~11/11の38.2%戻し)
前営業日終値:83.142
下値1:83.074(-2σ、11/11安値)
下値2:82.999(11/10安値、大台、ピボット1stサポート)
下値3:82.879(200日移動平均線)
下値4:82.763(ピボット2ndサポート)
下値5:82.543(週足・一目均衡表転換線)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

154.619(10/20~11/11の38.2%戻し)
154.300(日足・一目均衡表転換線、11/4~11/11の50%戻し)
154.000(大台)
153.877(100月移動平均線、11/4~11/11の38.2%戻し)
153.780(11/5高値、11/10高値)
153.583(週足・一目均衡表転換線、-1σ)
153.339(週足・一目均衡表基準線)
153.259(50日移動平均線)
153.012(11/11高値、大台)
152.623(100日/20週移動平均線)
前営業日終値:152.451
152.393(11/11安値)
152.089(200日移動平均線)
152.000(大台)
151.869(10/8安値)
151.622(-2σ)
151.354(10/1~10/20の76.4%押し)
151.191(日足・一目均衡表先行スパン上限)
151.032(10/7安値、大台)
150.899(日足・一目均衡表先行スパン下限)
150.817(10/6安値)
150.746(10/5安値)
150.198(10/4安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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