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ここまで来れば「ポジティブには“敏感”/ネガティブには“鈍感”」…!?

2021年12月02日

◆ 再度“リスク回避”優勢… - 112円半ば

昨日は「オミクロン株へのワクチンの有効性」に対する見方が、“楽観(ファイザー)/悲観(モデルナ)”にわかれました。
そうした中で「米国初のオミクロン株感染者確認」との報が流れたこともあり、昨日は“リスク回避姿勢”に再傾斜する場面が見られました。
米10年債利回りは“急低下(1.50%→1.40%)”、NYダウも“続落(3万4000ドルは10月上旬以来)”を見せる中、ドル円は“112.668円”へと再び値を落としています。
もっとも“前日安値(112.528円)”を割り込むには至らず、昨日発表された米経済指標も“強め(ADP雇用統計は+53.4万人/ISM製造業景況指数は61.1)”だったこともあり、緩やかに下げ渋って昨日の取引を終えています。


◆ 次に跳び出す材料次第だが… - オミクロン株の続報

昨日の米経済指標を見る限り、「米雇用統計の期待感」は高まりやすいと見られます。
しかしマーケットの関心が「オミクロン株の続報」に寄っている印象がある以上、内容次第では“上下どちらにも振れる”という可能性は否めないところがあります。
後は“その内容次第”ということになりますが、“リスク回避姿勢”にすでに傾斜しているという現状があります。

ポジティブには“敏感”、しかしネガティブには“鈍感”となる可能性に関しては、十分に注意しておきたいところです。
もっとも続報が跳び出さない限りは、“膠着”“幾分ポジション調整(巻き戻し)”といった動きが基本でしょうが…。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:113.701(11/30安値後の戻り高値)
上値4:113.625(12/1高値)
上値3:113.361(50日移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:113.149(-1σ、日足・一目均衡表先行スパン上限、週足・一目均衡表転換線)
上値1:113.000(大台)
前営業日終値:112.788
下値1:112.668(12/1安値)
下値2:112.528(11/30安値)
下値3:112.429(ピボット1stサポート)
下値4:112.315(9/15~11/24の50%押し、-2σ)
下値5:112.120(週足・一目均衡表基準線、月足・一目均衡表先行スパン上限、ピボット2ndサポート)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:81.132(12/1高値後の76.4%戻し)
上値4:80.982(ピボット1stレジスタンス、12/1高値後の61.8%戻し、大台)
上値3:80.754(12/1高値後の50%戻し)
上値2:80.584(12/1高値後の38.2%戻し)
上値1:80.375(12/1高値後の23.6%戻し)
前営業日終値:80.139(-2σ)
下値1:80.037(12/1安値、大台)
下値2:79.902(10/1安値、8/20~10/21の76.4%押し)
下値3:79.627(ピボット1stサポート)
下値4:79.356(9/23安値)
下値5:79.116(ピボット2ndサポート)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

151.920(11/29高値、日足・一目均衡表転換線)
151.630(11/30高値)
151.559(11/17~12/1の38.2%戻し)
151.438(12/1高値、-1σ)
150.996(12/1高値後の76.4%押し、大台)
150.722(12/1高値後の61.8%押し、50週移動平均線)
150.501(12/1高値後の50%押し)
150.280(12/1高値後の38.2%押し)
150.006(12/1高値後の23.6%押し、-2σ、大台)
前営業日終値:149.707
149.619(12/1安値)
149.539(週足・一目均衡表先行スパン上限)
149.233(10/1安値)
149.012(9/22安値、大台)
148.947(9/21安値)
148.458(7/20安値)
148.113(3/2安値)
148.000(大台)
147.409(2/26安値)

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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