◆ “巻き戻し”の“巻き戻し” - 113円前半
「オミクロン株への懸念後退」を背景にした“リスク回避の巻き戻し”は、とりあえず一服しました。
逆に昨日は“その巻き戻しの巻き戻し(結局リスク回避)”が優勢となったで、幅広い通貨に対して“円買い”が目立ちました。
こうして“114円台”を回復し切れずにいたドル円は、逆に“113.264円”へと押し戻されていきました。
もっともこうした動きは“リスク回避に逆戻り”というよりは、“往き過ぎた期待先行が押し返された”と見るのが自然です。
そうなると“幅の広いレンジ内”と見るのが、やはり本日も妥当ということになります。
◆ “動意づく”可能性は否めないが…? - 米CPI
もちろん「米CPI」の結果次第では、“動意づく”という可能性は否めないところがあります。
それでも「FOMC(14-15日)」にマーケットの目が向いている以上、“一方向への動意”は限定されると見るのが自然です。
オーダー状況を見ると、“113.80-114.00円”にドル売りオーダー、“113.20-00円”にドル買いオーダーが大量に設定されているとも聞き及びます。
臨機応変に立ち回る必要はありますが、やはり本日も“当該レンジ内での揺れ動き”を基本としたいところです。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:114.023(11/24~11/30の50%戻し、日足・一目均衡表基準線、大台、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:113.953(11/29高値、12/8高値、20日移動平均線)
上値3:113.847(週足・一目均衡表転換線、12/9高値)
上値2:113.756(ピボット1stレジスタンス)
上値1:113.624(50日移動平均線)
前営業日終値:113.458
下値1:113.264(12/9安値、日足・一目均衡表先行スパン上限/転換線、12/3~12/8の50%押し、ピボット1stサポート)
下値2:113.090(12/3~12/8の61.8%押し、-1σ)
下値3:112.966(ピボット2ndサポート、大台)
下値4:112.811(12/6安値)
下値5:112.668(ピボットローブレイクアウト)
◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:81.710(12/8-9高値、100日/20日移動平均線)
上値4:81.568(日足・一目均衡表基準線、20週移動平均線、ピボット1stレジスタンス)
上値3:81.374(12/8高値後の61.8%戻し、月足・一目均衡表先行スパン上限)
上値2:81.271(12/8高値後の50%戻し)
上値1:81.167(12/8高値後の38.2%戻し)
前営業日終値:81.086
下値1:80.925(12/9安値、大台)
下値2:80.786(ピボット1stサポート)
下値3:80.674(12/8安値)
下値4:80.593(12/3~12/8の38.2%押し)
下値5:80.486(ピボット2ndサポート)
◆ ポンド円 抵抗・支持ライン
152.511(10/20~12/3の38.2%戻し、11/17~12/3の61.8%戻し、200日/100日移動平均線)
152.345(20週移動平均線)
152.000(大台)
151.920(11/29高値)
151.841(11/17~12/3の50%戻し、20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線)
151.630(11/30高値、12/6高値)
151.127(12/7高値)
151.000(大台)
150.844(50週移動平均線)
150.698(12/8高値)
150.317(12/9高値、日足・一目均衡表転換線)
150.125(-1σ)
前営業日終値:149.979(大台)
149.488(12/9安値、週足・一目均衡表先行スパン上限)
149.360(12/8安値)
149.050(12/6安値)
148.947(9/21安値、12/3安値、大台)
148.458(7/20安値)
148.326(-2σ)
148.113(3/2安値)
148.000(大台)
147.409(2/26安値)