◆ “ドル買い”継続も…? - 123円後半

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マネパ為替分析 日刊レポート

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“押し目買い”で臨みたい局面…!?

2022年04月08日

◆ “ドル買い”継続も…? - 123円後半

「日米金融当局の立ち位置の違い」への思惑は根強いものがあります。
特に昨日は『インフレ対応は後手、年内3.5%付近への利上げが望ましい』とのブラード・セントルイス連銀総裁発言もあり、“ドル買い”は継続しています。
一方で、ボスティック・アトランタ連銀総裁とエバンス・シカゴ連銀総裁は『利上げは慎重なペースで…』としたこともあり、“前日高値(124.050円)”を突破するには至りませんでした。


◆ 目先は“ポジション調整”主体、それでも狙いは…?

「米金融正常化加速」への思惑は、一旦“織り込まれた”印象があります。
このため“さらなる上値追い”に関しては微妙といわざるを得ないのが、実状といえます。
特に本日は「週末の5・10日」に当たりますので、流れが一旦変わる可能性も否めないところがあります。
それでいて「日米金利差拡大」は抗いようのない事実ですので、ポジション調整を除けば“ドル売り”あるいは“円買い”が継続的に進行するケースは想定しづらい…?

オーダー状況を見ると、“124.00-20円”にはかなりの規模のドル売りオーダーが待ち構えているとも聞き及びます。
一方で再び“125円台”に到達するまでは、「上値達成感」も台頭しづらいという地合いになりつつあります。
目先は“ポジション調整”主体の動きで考えつつも、狙いは“押し目買い”と見たいところです。


◆ ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:125.082(3/28高値、大台)
上値4:124.691(ピボットハイブレイクアウト)
上値3:124.293(3/29高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:124.157(ピボット1stレジスタンス)
上値1:124.050(4/6-7高値、大台)
前営業日終値:123.966
下値1:123.623(ピボット1stサポート)
下値2:123.436(4/6-7安値、+1σ)
下値3:123.279(ピボット2ndサポート)
下値4:123.089(ピボットローブレイクアウト)
下値5:122.989(3/31~4/6の38.2%押し、大台)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:93.491(4/5~4/7の61.8%戻し、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:93.284(4/5~4/7の50%戻し)
上値3:93.175(4/7高値、ピボット1stレジスタンス)
上値2:93.076(4/5~4/7の38.2%戻し、+1σ)
上値1:93.000(大台)
前営業日終値:92.722
下値1:92.405(4/7安値、日足・一目均衡表転換線、3/31~4/5の50%押し水準、ピボット1stサポート)
下値2:92.252(4/5安値)
下値3:92.058(3/31~4/5の61.8%押し)
下値4:91.997(ピボット2ndサポート、大台)
下値5:91.575(4/4安値、ピボットローブレイクアウト)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

164.615(3/28高値)
164.000(大台)
163.000(大台)
162.720(3/29高値)
162.468(3/28~3/30の61.8%押し)
162.274(4/6-7高値)
前営業日終値:162.110(+1σ)
162.000(大台)
161.388(4/6-7安値)
161.039(3/30~4/7の38.2%押し、大台)
160.881(日足・一目均衡表転換線)
160.658(3/30~4/6の50%押し)
160.492(4/5安値)
160.283(4/4安値、3/30~4/6の61.8%押し)
160.000(大台)
159.641(4/1安値)

《10:10》
《11:25、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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