◆ やはり“下方向”… - 136円半ば

注目のFOMCは、2会合連続となる“0.75%利上げ”となりました。
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マネパ為替分析 日刊レポート

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“投げ”が出尽くすまでは…!?

2022年07月28日

◆ やはり“下方向”… - 136円半ば

注目のFOMCは、2会合連続となる“0.75%利上げ”となりました。
ただし“想定通り”ということもあって、“金利選好→ドル買い”が台頭することはありませんでした。
逆に「今後の利上げペース鈍化」を示唆したパウエルFRB議長発言をキッカケにして、マーケットは“ドル売り”に振れています。
こうして発表直後にこそ“137.447円”へと上昇したドル円ですが、“136円台(安値は136.324円)”へと値を落とし、そして本日に入ってさらに下値を拡大するに至っています。


◆ こうなると“なかなか止まらない”…?

「知ったら終い」といってしまえばそれまでですが、マーケットは“足元”よりも“先行き”を見通して動くものです。
このため昨日は「利上げ」という“足元(現実)”よりも、「今後の利上げペース鈍化」という“先行き”を見通した動意となりました。
そしてこういう展開になってしまうと、“ポジション整理(想定した思惑と違う→投げ売り)”が台頭しやすいのが自明の理ということになります。


◆ ただ“135円割れ”はいい過ぎか…!?

中長期的に見ればまだ“ドル買い”は進行すると見られますが、目先に関しては思った以上に“ドル売り”が進行する展開を想定しておくべきかもしれませんね。
問題はどこまで突っ込むか…?
個人的には“135円割れ”も想定していますが、それはちょっといい過ぎか…?


◆ ドル円 抵抗・支持ライン
※FOMC後の余波が想定されますので、いつもより値幅を拡大しています。

138.874(7/21高値)
138.564(7/18高値、7/14~7/22の76.4%戻し)
138.385(7/19-20高値、ピボットハイブレイクアウト)
上値5:137.955(7/22高値、7/14~7/22の61.8%戻し、大台、+1σ、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:137.447(7/27高値、7/14~7/22の50%戻し水準)
上値3:137.204(日足・一目均衡表転換線、ピボット1stレジスタンス)
上値2:137.000(大台)
上値1:136.838(日足・一目均衡表基準線、20日移動平均線)
前営業日終値:136.618
下値1:136.429(7/22~7/27の38.2%押し)
下値2:136.273(7/26-27安値、7/22~7/27の61.8%押し水準)
下値3:136.145(ピボット1stサポート)
下値4:136.000(大台、7/22~7/27の76.4%押し)
下値5:135.877(7/25安値)
135.743(-1σ)
135.564(7/22安値、ピボット2ndサポート)
135.446(6/16~7/14の50%押し)
135.326(7/8安値)
135.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
134.935(7/6安値)


◆ 豪ドル円 抵抗・支持ライン

96.972(15/6/3高値、大台)
96.886(6/8高値、ピボットハイブレイクアウト)
96.761(6/9高値)
96.269(ピボット2ndレジスタンス)
上値5:96.122(+2σ)
上値4:96.000(大台)
上値3:95.915(ピボット1stレジスタンス)
上値2:95.753(7/20高値)
上値1:95.685(7/27高値)
前営業日終値:95.562
下値1:95.263(7/25~7/27の236%押し)
下値2:95.001(7/25~7/27の38.2%押し、大台、+1σ、ピボット1stサポート)
下値3:94.824(日足・一目均衡表転換線)
下値4:94.748(7/27安値、7/25~7/27の50%押し)
下値5:94.570(7/26安値、7/25~7/27の61.8%押し)
94.395(ピボット2ndサポート)
94.317(7/25~7/27の76.4%押し)
94.000(大台、ピボットローブレイクアウト)
93.895(7/25安値)
93.817(20日移動平均線)
93.626(7/12~7/20の61.8%押し、日足・一目均衡表基準線)
93.505(50日移動平均線)
93.290(日足・一目均衡表先行スパン上限)
93.157(7/15安値、7/12~7/20の76.4%押し)


◆ ポンド円 抵抗・支持ライン

170.615(16/2/8高値)
170.000(大台)
169.000(大台)
168.730(6/9高値)
168.002(6/10高値、大台)
167.808(6/22高値)
167.442(6/22NYタイム高値《6/22高値後の戻り高値》)
167.023(6/23高値、大台)
166.926(6/28高値)
166.332(6/29高値、7/27高値、+2σ)
前営業日終値:166.097
166.000(大台)
165.292(+1σ)
165.052(7/25~7/27の38.2%押し、大台)
164.660(7/25~7/27の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
164.549(7/27安値)
164.366(週足・一目均衡表転換線)
164.267(7/25~7/27の61.8%押し)
164.130(20日移動平均線)
164.057(7/6~7/27の38.2%押し、大台)
163.902(50日移動平均線)
163.707(日足・一目均衡表基準線)
163.607(日足・一目均衡表先行スパン上限)
163.483(7/26安値)
163.357(7/6~7/27の50%押し)
163.080(-1σ)
162.996(7/25安値、大台)
162.657(7/6~7/27の61.8%押し)
162.511(100日移動平均線)
162.362(7/13安値)
162.165(日足・一目均衡表先行スパン下限)

《10:20》
《11:15、テクニカルライン追記》

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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