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今週の為替相場、武市はこう見る

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今週の為替相場、武市はこう見る [2021年07月26日(月)]

2021年07月26日

週初こそ“109円割れ”を窺ったものの、先週は“巻き戻し(緩やかな反発)”が目立つ1週間でした。
特に米10年債利回りの「下げ一服観測」が大きく、“上昇(1.12%→1.31%)”に沿う格好でドル円も“反発(109.058円→110.589円)”していきました。

もっともマーケットの注目は「FOMC(27-28日開催)」に向かっている印象があり、「トレンド形成(方向感定まる)」には至っていないのが実状です。
このため“巻き戻し”の域は出ておらず、ここからの「さらなる上値追い」に関しても微妙といわざるを得ないところです。

こうした中、その「FOMC」が今週は予定されています。
変異株(デルタ株)を背景にした「コロナ感染再拡大」は懸念として拭えませんが、一方でFRBは「景気回復が最優先」とのスタンスを崩しておりません。
このためテーパリング(緩和縮小)に関しては「議論はすれど、期日は定まらず」になりやすく、基本的に“ハト派寄り”を表明する可能性は高いと見られるところです。
そうなると株式にとっては“ポジティブ”であり、“リスク選好→円売り”が継続する可能性は増すことになります。
一方で債券には“ネガティブ”ということになりますが、冒頭で記した「下げ一服観測」を考えれば、“利回り低下→ドル売り”が再燃する可能性は低い…?

テクニカル的に見ても、“日足・一目均衡表先行スパン下限(本日は109.148円)”で下げ止まり、すぐに“100日移動平均線(109.557円)”を経て、“同先行スパン上限(109.856円)”を突破した形状になります。
「さらなる上値追い」に発展するかは微妙ではありますが、少なくとも「崩れない(下方向は試さない)」と見ながら、神経質なマーケットと対峙したいところです。

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プロフィール

  • 著者近影 武市佳史(たけちよしふみ)
    大阪府出身。ファイナンシャル・プランナー(AFP)。 日本におけるFX(外国為替証拠金取引)の草創期より業務に従事。現在ではマネーパートナーズのチーフアナリストとして、為替コラムの執筆やWebセミナーの講師を務めるだけでなく、日経CNBCを始めとする数々のメディアに出演・寄稿している。


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