マネパの英ポンド特集

4月6日高値を超えた後も高値圏維持で確り
- ポンド/円 60分足 一目均衡表・MACD分析 -

2021/05/11
マネーパートナーズ

【60分足一目均衡表・MACD分析】

 ポンド円は5月10日深夜への上昇で154.018円まで高値を伸ばして4月6日高値153.411円を上抜いた。深夜以降はクロス円全般が調整安に入りポンド円も上値が重くなったが、ポンド/ドルが一段高状態を維持しているためにポンド円も153円台後半で横ばい程度の動きにとどまって確りしている。イングランドのロックダウン規制が段階的に解除されていること、ユーロポンドでのポンド高基調によりポンド/ドルの騰勢が相対的に力強い。
 4月6日高値をわずかに上抜いた程度のため、4月6日高値と5月10日の両高値によるダブルトップ形成にとどまる可能性もあるが、高値更新を続ければダブルトップ破りの一段高として勢い付くのではないかと思われる。また4月29日からは151円前後を下値支持線に152円台序盤を上値抵抗線とした持ち合いだったところから上放れしたため、現状から調整安が深まったとしても152円台中盤までで確りできれば押し目形成から次の上昇期へ向かう流れも考えられるところだ。
 昨年3月底を起点とした上昇は2018年1月天井からの下落に対する揺れ返しであり、チャート上の上値目途は2018年1月天井156.605円、その上は160円、170円と段階的に切り上がってゆく可能性も考えられる。パンデミックが落ち着き復興需要が世界的に高まるような状況を想定するのは時期尚早ではあるが、そうしたリスクオン相場の可能性も秘めているかもしれない。

 60分足チャートにおける短期的な騰落リズムでは、5月7日夜にいったん急落したところからV字反騰しているため7日夜安値を起点としあ上昇期入りとして高値形成期を10日夕から12日夕にかけての間と想定した。10日深夜高値の後は上げ渋っているために既にピークを付けた可能性もあるが、153円台中盤までで確りするうちはもう一段高余地ありとみる。153.25円割れからはいったん下落期に入るとみて6日夜安値を基準として11日夜から13日夜にかけての間への下落を想定する。
 60分足の一目均衡表では7日夜安値からの一段高で遅行スパンが好転、先行スパンを上抜いたがその後も両スパン揃っての好転を維持しているので遅行スパン好転中は一段高余地ありとするが、高値更新へ進めないと遅行スパンは悪化しやすくなると注意し、遅行スパン悪化からはいったん下げに入るとみて安値試し優先とし、先行スパンの上下限を試すとみる。
 60分足のMACDは10日深夜からの反落でDクロスしている。153.25円以上での推移中は次のGクロスから上昇再開の可能性ありとみるが、153.25円割れからはいったん下げに入る可能性があるとみてDクロス中の安値試し優先とする。

 以上を踏まえて当面のポイントを示す。 
(1)当初、153.25円を下値支持線、10日深夜高値154.018円を上値抵抗線とする。
(2)152.50円以上での推移か一時的に割り込んでも回復するうちは上昇余地ありとし、10日深夜高値超えからは155円を目指す流れとみる。154.50円以上は反落注意とするが、153.50円以上での推移なら12日も高値試しへ向かいやすいとみる。
(3)153.25円割れからは下げに入るとみて153.00円から152.65円にかけてのゾーンを試すとみる。152.75円以下は反騰注意とするが、153.25円以下での推移が続くなら12日も安値試しへ向かいやすいとみる。