メキシコ通貨危機

1994年から1995年に起きたメキシコ・ペソの暴落を指す。1994年12月20日、15%のペソ切り下げをきっかけに発生し、1週間と立たずにペソの価値は半減した。12月22日に管理フロート制から変動相場制へ移行。動揺は他の新興経済にも波及し、95年の1ドル=80円という超円高の要因にもなった。テキーラ危機とも呼ばれる。