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マネパの連続予約注文で50万円の運用実績(5週目)と設定条件
「マネーパートナーズの連続予約注文は、実際どうなの?」
この記事ではこんな疑問をお持ちの方向けに、私が実際に50万円で運用している連続予約注文の実績を公開します。
また、これから連続予約注文を始める初心者の方にも参考になる、仕組みやメリット・デメリットについても解説しますので、是非お役立て下さい。
連続予約注文の運用実績
先週(2020年12月14日~12月18日)の連続予約注文の確定利益は、『+960円』でした。
なお、含み損は-1,414円となっています。
週 | 週次利益 | 累計利益 | 評価損益 |
---|---|---|---|
2020年11月16日 | +240円 | +240円 | -356円 |
2020年11月23日 | +720円 | +960円 | -92円 |
2020年11月30日 | +720円 | +1,680円 | -4円 |
2020年12月 7日 | +241円 | +1,921円 | -64円 |
2020年12月14日 | +960円 | +2,881円 | -1,414円 |
通貨ペアは米ドル円の買いで、詳細の設定は後ほど解説します。
1週間の相場振り返り
16日に開催されたFOMCでは政策金利、資産買い入れ額などの現状維持が決定され、サプライズなく予想通りの内容となり、ドル円は103円台前半から103円90銭前後まで上昇。
しかし、その後のパウエルFRB議長の会見で、継続的な金融緩和への姿勢が示されると、再びドル安の展開となり、17日には103円を割り込んで102円88銭まで下落しました。
週末にかけては若干の反発を示し、103円台前半で引けています。
このような状況の中、買いで仕掛けている連続予約注文は「+120pips」の利益確定となり、利益額は+960円となっています。
今後の相場見通し
日米のファンダメンタルズの環境を整理すると、①日米金利差(10年国債金利差)の縮小、②米国の経常赤字、③歴史的な米財政支出によるドルの減価、④本邦対外直接投資の減少予想、などからドル安(円高)材料が目立っております。
今週はクリスマス休暇を控えて市場参加者が減り、ドル円の値動きが乏しくなる展開を予想します。
ただし、上記材料の中、急激なドル安・円高のリスクも残っているため、不要なリスクを回避するためにも、状況に応じて連続予約注文を停止(注文取消し)のオペレーションを取っていきたいと考えています。
また、停止した場合には、年末年始を挟むため、来年に新たに連続予約注文を設定します。
連続予約注文の運用戦略
運用している条件は以下の通りです。
運用先 | マネーパートナーズ (パートナーズFX nano) |
---|---|
運用資金 | 50万円 |
通貨ペア | 米ドル/円 |
売買方向 | 買い方向 |
数量 | 800通貨 |
範囲 | 97円~106.90円まで |
売買値幅 | 30pips |
なぜ、上記のような運用を選択したのかチャート分析をもとに解説します。
まず、米ドル円のチャートを分析すると、2016年に一度100円程度まで下落した後、ここ3年間は100円~115円のレンジ内で上下しているのが確認できます。
特に、100円の心理的節目は、2014年1月から何度も反発した強力なサポートラインであり、今後も100円付近では相応の買い圧力が働くと想定されます。
ただし、不透明な材料として2020年11月に実施された大統領選挙の行く末や、新型コロナウイルス感染拡大の懸念が挙げられ、米ドル安が急激に進めば100円のサポートラインを下抜けて下降トレンドが発生する可能性も十分考えられます。
よって、メインシナリオとしては100~115円のレンジ内で推移することを想定しつつ、リスクシナリオとして100円を割れて90円台に突入するケースも考えておく必要があります。
以上を踏まえて、連続予約注文を100円から少し余裕を持たせた「97円~106.90円」の間で、新規注文の間隔を30銭刻み、新規注文と決済注文の間隔も30銭刻みで設定をしております。
つまり、米ドル円が「97円~106.90円」の範囲で動けば動くほど、小刻みに売買を繰り返して利益を積み上げていくことができます。
また、もし106.90円より相場が上に行けば、利益機会の喪失にはなりますが、全ての建玉は利益確定の決済をしており、連続予約注文は成功と言えます。
その後、再び新たなレンジで連続予約注文を仕掛ければ良いだけの話です。
一方で、100円を割れて97円より円高が進めば、保有する建玉の含み損が膨らみますので、損切りをする必要があります。
ちなみに、97円を下割れた場合は、その時のマーケット状況も考慮に入れて取引を執行しますが、90円に達した時点で損切りをする予定です。
シミュレーションの結果では、その時の最大損失額は「-223,600円」となります。
連続予約注文の仕組み
連続予約注文は一言で説明すると、「IF-DONE(イフダン注文)を連続して発注する」注文方法のことです。
IF-DONE注文は新規注文と決済注文をセットにして出す注文方法のことで、例えば、「米ドル円を新規で100円で買い、101円で利益確定の売り決済」をしたい時に使います。
そして、このIF-DONE注文を最大20回まで発注できるのが連続予約注文です。
連続予約注文を使えば、米ドル円が100円と101円で上下する限り、買いと売りを繰り返して利益を得ることができます。
また、連続予約注文を1つではなく、異なる水準に複数仕掛けることで、より広範囲の値動きに適用することができます。
連続予約注文のメリット
- 範囲を予想すれば利益がでる
- 時間をかけずに運用できる
- 100通貨単位で取引ができる(※パートナーズFX nanoの場合)
- 取引コストは業界トップクラスに安い
まず、通常のFXは今後為替レートが上がるか下がるかを予想し、買いか売りかを選択します。
一方で、連続予約注文の場合は為替レートが上下を繰り返す範囲を予想してIF-DONEをセットしますので、その範囲内で為替レートが動けば、上がる・下がるを予想しなくとも利益を出すことができます。
また、一度セットした注文はその後も有効なのでずっとチャートに張り付いている必要もありません。
加えて、マネーパートナーズの「パートナーズFX nano」では連続予約注文を100通貨単位で取引できるので、より少ない資金からリピート系注文を活用した運用を始めることができます。
最後に最大のメリットとして、取引手数料は無料で実質的なコストはスプレッドのみとなりますが、そのスプレッドが自動売買やリピート系注文を提供している他社と比べてかなり狭い点もあります。
連続予約注文のデメリット
- 逆のトレンドが出ると含み損が拡大
- 1つの連続予約注文は最大20回まで
1つ目は、連続予約注文の売買方向とは逆にトレンドが発生すると、含み損が拡大するリスクです。
例えば、買→売の連続予約注文を仕掛けた際に、下降トレンドが発生して仕掛けた範囲を下に抜けた場合は、含み損がどんどん膨らみますので、塩漬けで耐えるか、損を確定する損切りをする必要があります。
また、連続予約注文は1つの連続予約注文が最大20回までしか設定できません。
なので、一度設定したらずっと続くわけではないので、注文が無くなったら自分で手動にて注文を入れなおす必要があります。
ただ、注文もそこまで時間はかかりませんので、取引コストが安い点や、少額から取引できる点を踏まえると魅力あるサービスと言えます。
連続予約注文の始め方
マネーパートナーズで口座開設が済んでいない方は、以下の公式サイトへ進んで開設をしておきましょう。
そして、100円で買い(指値)→101円で売り(利食い)、という注文をセットします。これを最大20回まで続ければ1本目の連続予約注文の設定完了です。
この流れで、他の価格にも連続予約注文を複数仕掛けていくことができます。
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取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。
〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
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