株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年04月17日

ゴールド60分足分析 2024年04月17日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 緩やかに下値を切り上げているが、先週末の下落幅はまだ取り戻せていない。中東絡みのリスク回避姿勢は一服、高値圏でドル円も膠着していることを踏まえれば、現時点では概ね横ばいと見るのが妥当だろう。

 短期サイクル的にも、同様のことがいえそうだ。60分足・一目均衡表では雲上に顔を覗かせたが、そこから上放れるには至っていない。ただその雲では下値が支えられている印象が強い中、60分足MACDは緩やかに舳先を下方向に向けている。0ラインとはほとんど乖離がないだけに、方向感が定まったとはいいがたいのが実状でもある。崩れるとは思わないが、昨日も記したように、再び上値模索となるにはもう少し下値を固める必要があるのかもしれない。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、10日安値2318.5ドルを下値支持線、2400ドルの大台ラインを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は直近の押し目となるだけに、明確に下回るまで上方向を志向する。ただし下回ると、23ドルの大台を経て、3月22日以降の上昇に対する半値押し2293.6ドルを窺わないとも限らない点には注意が必要だ。さらに下回ると、同61.8%押しとほぼ合致する5日安値2267.2ドルが次なる下値メドということになるが、まだ頭打ち→下放れを確認できたわけではない。もう一段の利益確定売りが入る可能性はゼロではないが、現時点における過度な悲観は控えておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、史上最高値となる12日高値2430.8ドルくらいしか主だった上値メドは見当たらない。このためまたぞろ往きつくところまで…といった意識に回帰しないとも限らないが、米利下げ時期後ズレから派生する米利回り上昇は如何ともしがたいものがある。中東情勢緊迫化が残存しているだけに崩れるとは思わないが、一旦水が差されたという事実はしっかりと認識しておく必要があろう。
(15:50)

シルバー60分足分析 2024年04月17日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらも緩やかに上げ→下げを見せているが、先週末の下げ幅は取り戻せておらず、しかし安値を下回ったわけではない。やや上値の重さが意識されているが、ほぼ横ばいと見るべきだろう。

 短期サイクル的にも、相反する要因が混在している。まず60分足・一目均衡表では雲下に押し出された動きはネガティブだが、下放れたわけではない。それでいて60分足MACDは横ばいを経て、舳先を上方向に向け出したばかりだ。0ラインとはそれほど乖離が見られておらず、方向感が定まったとはいいがたいというのが実状だが、それだけに割安感は意識されやすい。急反発の往って来いとなるかは微妙ではあるが、昨日の下落がいい押し目になった可能性を鑑みたいところだ。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)引き続き、12日安値27.907ドルを下値支持線、12日以降の下落に対する61.8%戻し29.067ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、次は10日安値27.523ドルが下値メドということになる。そして当該ラインは直近の押し目となるだけに、明確に下回るまでは上方向を志向する。ただし明確に下回ると、3月27日以降の上昇に対する半値押しとほぼ重なる27ドルの大台/同61.8%押し26.397ドルを経て、5日安値26.269ドルが見えてくることになる点には注意が必要だ。ただ昨日の急落でも先週末安値は下回っておらず、下げは一服した印象が強い。やはり過度な下値模索は禁物であり、あくまでポジション調整における揺れ動きと見たいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値29.785ドルへ押し戻される展開が期待されるところだ。そしてさらに上回ると、2021年2月1日高値30.044ドルを経て、2013年1月30日高値32.431ドルを窺いにかからないとも限らない点には注意が必要だ。ただしそこに到達するにはまたぞろ高値警戒感が蠢き出すと見るのが自然であり、一筋縄でいくとは想定しづらい。下げは一服した印象が強く、上昇トレンドも継続している可能性が高いと見るが、それで上値模索と決めつけるのは控えておきたいところだ。
(16:00)

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