株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年04月18日

ゴールド60分足分析 2024年04月18日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 米利下げ時期後ズレへの思惑から反落した昨日だが、本日に入って下げ幅を削っている。ただ下落幅そのものには遠く、まだ半分程度を取り戻したに過ぎない。中東絡みのリスク回避姿勢は燻り続けているだけに下値は堅そうだが、引き続き、上値も重そうだ。

 もっとも短期サイクル的には、もう一段値を戻してもおかしくない、少なくともそうした期待が募る形状になりつつある。まず60分足MACDは0ラインを下回る水準で反転し、MACDシグナルと交差しつつある。それでいて0ラインとはまだ幅が存在するだけに、もう一段上値を模索してもおかしくないところだ。一方で60分足・一目均衡表では雲内に潜り込んではいるものの、まだ雲上には顔を覗かせてはいない。このまま雲上限に上値を押さえ込まれるか?それとも顔を覗かせるか?あくまで目先に関してだが、分水嶺に差し掛かりつつあるといえるかもしれない。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)引き続き、10日安値2318.5ドルを下値支持線、2400ドルの大台ラインを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は直近の押し目となるだけに、明確に下回るまで上方向を志向する。ただし下回ると、23ドルの大台を経て、3月22日以降の上昇に対する半値押し2293.6ドルを窺わないとも限らない点には注意が必要だ。さらに下回ると、同61.8%押しとほぼ合致する5日安値2267.2ドルが次なる下値メドということになるが、頭打ち→下放れはまだ確認できたわけではない。もう一段利益確定売りが入る可能性はゼロではないが、現時点では過度な悲観は控えておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、史上最高値となる12日高値2430.8ドルくらいしか主だった上値メドは見当たらない。このためまたぞろ往きつくところまで…といった意識に回帰しないとも限らないが、米利下げ時期後ズレから派生する米利回り上昇は如何ともしがたいものがある。中東情勢緊迫化が燻る以上、崩れる展開は想定しづらいとは見るが、上値模索についても一定のブレーキはかかりやすいと見ておくべきかもしれない。
(15:50)

シルバー60分足分析 2024年04月18日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 こちらもゴールドとほぼ同じ動き方といえる。昨日NYタイム以降の下落は止まり、本日に入ってからは下げ幅を削っている。もっともまだ半分程度を取り戻したに過ぎず、底打ち→反発と見るのはまだ早計といえるかもしれない。

 もっとも短期サイクル的には、ゴールド以上に期待の募る形状になっている。まず60分足・一目均衡表では、わずかながらも雲上に押し戻された。一方の60分足MACDは0ライン付近での推移だが、すでにMACDシグナルと交差し、わずかながらも舳先を上方向に向けている。分水嶺という観点は変わらないが、こちらはゴールドよりも一歩先に進んでいると見るべきだろう。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)引き続き、12日安値27.907ドルを下値支持線、12日以降の下落に対する61.8%戻し29.067ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、次は10日安値27.523ドルが下値メドということになる。そして当該ラインは直近の押し目となるだけに、明確に下回るまでは上方向を志向する。ただし明確に下回ると、3月27日以降の上昇に対する半値押しとほぼ重なる27ドルの大台/同61.8%押し26.397ドルを経て、5日安値26.269ドルへと押し戻されかねない点には注意が必要だ。ただし一昨日の急落でも先週末安値は下回っておらず、その後は緩やかながらも下げ幅を削っている。あくまでポジション調整における揺れ動きと見て、やはり過度な下値模索は禁物と考えたいところだ。
(3)前記抵抗線を上回ると、12日高値29.785ドルへと押し戻される展開が期待されるところだ。そしてさらに上回ると、2021年2月1日高値30.044ドルを経て、2013年1月30日高値32.431ドルを窺いにかからないとも限らない点には注意が必要だ。ただしそこに到達するにはまたぞろ高値警戒感が蠢き出すと見るのが自然であり、一筋縄でいくとは想定しづらい。下げは一服した印象が強く、上昇トレンドも継続している可能性が高いが、それで過度な上値期待は控えておくべきだろう。
(16:05)

FX取引(外国為替証拠金取引)、商品CFD取引、証券取引、および暗号資産CFD取引(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)に関するご注意


【パートナーズFXおよびパートナーズFXnano】
パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。パートナーズFXおよびパートナーズFXnanoの取引に必要な証拠金は、取引の額の4%以上の額で、証拠金の約25倍までの取引が可能です。法人コースの建玉必要証拠金金額は原則、一般社団法人金融先物取引業協会が算出した通貨ペアごとの為替リスク想定比率を取引の額に乗じて得た額とします。為替リスク想定比率とは、金融商品取引業等に関する内閣府令第117条第31項第1号に規定される定量的計算モデルを用い算出します。但し、一般社団法人金融先物取引業協会が為替リスク想定比率を算出していない通貨ペアにつきましては、一般社団法人金融先物取引業協会と同様の算出方法にて当社が算出した為替リスク想定比率を使用しております。取引手数料は無料です。なお、外貨両替については1通貨あたり0.20円、受渡取引については1通貨あたり0.10円の手数料をいただきます。

【CFD-Metals】
CFD-Metalsは、取引時の価格またはスワップポイントの変動、およびスワップポイントは支払いとなる場合があることにより、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。CFD-Metalsの取引に必要な証拠金は、取引の額の5%以上の額で、証拠金の約20倍までの取引が可能です。

【証券】
国内上場有価証券の売買等に当たっては、最大で約定代金の2.75%の手数料(消費税込み)、最低手数料は取引形態等により異なり最大で2,750円(消費税込み)をいただきます。有価証券のお預りが無く、一定期間証券口座のご利用が無い場合等は、別紙 ①「手数料等のご案内」に記載の 証券口座維持管理手数料1,100円(消費税込み)をいただきます。国内上場有価証券等は、株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等および有価証券の発行者等の信用状況(財務・経営状況を含む)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)があります。

【暗号資産CFD】
暗号資産は法定通貨(本邦通貨又は外国通貨)ではなく、特定の者によりその価値を保証されているものではありません。暗号資産は、代価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り代価の弁済に使用することができます。暗号資産CFDは、取引時の価格の変動により、売付時の清算金額が買付時の清算金額を下回る可能性があるため、損失が生じるおそれがあります。また、証拠金の額以上の投資が可能なため、その損失の額が証拠金の額を上回るおそれがあります。売付価格と買付価格には差額(スプレッド)があります。暗号資産CFDの取引に必要な証拠金は、取引の額の50%以上の額で、証拠金の約2倍までの取引が可能です。取引にあたり、営業日をまたいで建玉を保有した場合にはレバレッジ手数料が発生します。

取引開始にあたっては契約締結前書面を熟読、ご理解いただいた上で、ご自身の判断にてお願い致します。

〈商号〉株式会社マネーパートナーズ(金融商品取引業者・商品先物取引業者)
〈金融商品取引業の登録番号〉関東財務局長(金商)第2028号
〈加入協会〉日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人日本暗号資産取引業協会

Copyright© MONEY PARTNERS CO., LTD All rights reserved.