株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2024年04月24日

ゴールド60分足分析 2024年04月24日 

ゴールド日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

gold

 日経平均は急騰、リスク通貨買いも継続しているなど、リスク回避姿勢は急速に巻き戻されている。ただ昨日欧州タイムから下値は削っているように、ゴールドの下値もしっかりしている。もっとも動意という点ではほとんど動いておらず、上値も押さえ込まれているのが実状だ。主要イベントを控え、また155円ラインの攻防が佳境を迎えているドル円等と比べれば、蚊帳の外に置かれている印象は否めないところだ。

 短期サイクル的に見ると、そろそろ上値の重さが露呈してもおかしくないように見える。まず水準は切り上げているものの、60分足・一目均衡表ではその雲下限にすでに接している。一方で60分足MACDも舳先を上方向には向け続けているものの、すでに0ラインへ押し戻されている。このまま雲を上抜け、あるいは0ラインを明確に突破すればまた話は変わってきそうだが、冒頭で記したように蚊帳の外に置かれている印象は否めない。それで崩れるとは思わないが、風雲急を告げるその他金融商品が落ち着くまで、しばらく上値の重さを意識すべきかもしれない。


以上を踏まえて当面のポイントは、
(1)23日安値2290.5ドルを下値支持線、19日以降の下落に対する半値戻し2353.7ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線は3月22日以降の上昇に対する半値押しをわずかに下回ったに過ぎず、まだ下値メドとして意識されている可能性は高い。ただ明確に下回ると、同61.8%押しとほぼ合致する5日安値2267.2ドルに向けて動き出さないとも限らない点には注意が必要だ。もっとも底打ちを確認できたわけではないものの、まだ中東情勢は燻り続けており、それでいて過熱感は大きく改善した印象は強い。楽観はできないものの、過度な悲観は控えておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、同61.8%戻し2368.6ドル/2400ドルの大台を経て、その19日高値2417.0ドルへと持ち直す展開が期待されるところだ。そしてさらに上回ると、史上最高値となる12日高値2430.8ドルに向けて再び動き出してもおかしくないところだが、中東情勢は幾分落ち着きつつあり、米利下げ時期後ズレへの思惑もある。決して崩れるとは思わないが、上値模索再開にはまだ障害は多そうだ。
(16:20)

シルバー60分足分析 2024年04月24日 

シルバー日足・60分足分析《一目均衡表・MACD》

silver

 値の軽さからわずかに水準を切り上げてはいるものの、ゴールドとほぼ同じ動き方・形状だ。このため動意という点では本日に入ってからほとんど動いておらず、上値も押さえ込まれている印象は強い。

 短期サイクル的にも、ゴールドとほぼ同じことがいえそうだ。60分足・一目均衡表はその雲下限にすでに接しており、一方で60分足MACDは0ラインに到達している。このまま雲を上抜けもしくは0ラインを明確に突破となればまた話は変わってきそうだが、そうでなければその他金融商品が落ち着くまでの間は、上値の重さを意識すべきかもしれない。それで崩れるとは思わないが…。


以上を踏まえて当面のポイントは
(1)3月27日以降の上昇に対する61.8%押し26.397ドルを下値支持線、12日以降の下落に対する38.2%戻し27.851ドルを上値抵抗線とする。
(2)前記支持線を下回ると、5日安値26.269ドルに向けてさらに値を落としてもおかしくないところだ。ただ昨日も前記支持線手前で下げ渋っているおり、その後は緩やかに下げ幅を削っている。まだ下げ止まりを確認できたわけではなく、楽観は禁物といえるが、下げ過ぎ感が払拭され切っていないということは頭の片隅に残しておくべきだろう。
(3)前記抵抗線を上回ると、28ドルの大台を経て、同半値戻し28.221ドルへと押し戻される展開が想定されるところだ。そしてさらに上回ると、同61.8%戻し28.590ドル/29ドルの大台を経て、12日高値29.785ドルに向けた動きへの回帰も期待されるところだが、現在は蚊帳の外に置かれている印象が否めない。それで崩れるとは思わないが、上値模索再開には何か別の後押しが必要と見るべきだろう。
(16:30)

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