株式会社マネーパートナーズ


【ゴールドレポート夕版】2021年04月30日

ゴールド60分足分析 2021年04月30日 15:00

FOMC後の米長期債利回り再上昇で急落

gold

【3-5日サイクルと一目均衡表・MACD分析】

ゴールドは4月29日未明のFOMC声明発表を前にしたポジション調整的な売りで4月22日高値1796.8ドルから28日夕安値1762.4ドルまで下落していた。FOMC直後は米長期債利回りがいったん低下したことでゴールドは買い戻されて29日午前高値で1789.2ドルまで上昇したが、米長期債利回りが再び上昇に転じたために29日夜には1755.4ドルまで急落した。FOMCがテーパリング=量的緩和縮小を議論する段階にあらずとしたことでいったん長期債利回りが低下したのだが、それでも景気回復と金余りによる株高が続いて物価も上昇すれば安全資産としての米国債は売られて物価上昇率を追いかける利回り上昇へ進むのではないかと再認識されたためと思われる。ゴールドは昨年8月7日の史上最高値以降、米長期債利回り上昇を嫌気して下落し、利回り上昇が弛むところで戻してきた。米10年債利回りがFOMC前の水準を超える上昇となったことで再び売り圧力が強まっている印象だ。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、4月28日夕安値でいったんサイクルボトムを付けて反騰入りしたが、から29日午前高値で戻り一巡となり28日夕安値を割り込んで弱気サイクル入りしたと思われる。ボトム形成期は5月3日午後から5日夕にかけての間と想定されるのでまだ一段安余地ありとし、強気転換は29日午前高値超えからとする。
60分足の一目均衡表では29日夜への急落で遅行スパンが悪化、先行スパンからも転落しているので遅行スパン悪化中の安値試し優先とする。先行スパンを上抜き返せないうちは一時的に遅行スパンが好転してもその後の悪化から下げ再開とするが、先行スパンを上抜き返すところからは上昇再開の可能性ありとみて遅行スパン好転中の高値試し優先とする、
60分足のMACDは29日午後にDクロスしたが、29日夜安値の後は新たな安値更新を回避して下げ渋りとなっているのでGクロスしつつある。1777.5ドル以下での推移中は一時的にGクロスしてもその後のDクロスから下げ再開とみるが、1777.5ドル超えへ反騰するところからは上昇再開の可能性ありとみてGクロス中の高値試し優先とする。
以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、29日夜安値1755.4ドルを下値支持線、1777.5ドルを上値抵抗線とする。
(2)1777.5ドル以下での推移中は一段安警戒とし、1762.5ドル割れからは29日夜安値試しとする。1750ドル台中盤は買い戻しも入りやすいとみるが、29日夜安値割れからは1740ドル台への下落を想定する。1770ドル以下での推移なら週明けも安値試しへ向かいやすいとみるが、下げ足が早まる場合は1730ドル前後へ下値目途を引き下げる。
(3)1775ドル手前までは戻り売りにつかまりやすいとみるが、1777.5ドル超えからは反騰入りの可能性ありとみて29日午前高値1789.2ドルを目指す上昇を想定する。1785ドル以上は反落警戒とするが、1777.5ドルを超えた後も1775ドル以上での推移なら週明けは高値試しへ向かいやすいとみる。

シルバー60分足分析 2021年04月30日 15:00

米長期債利回り再上昇で4月22日早朝高値以降の安値を更新

silver

【3-5日サイクルと一目均衡表・MACD分析】

シルバーは米FOMC前の4月28日夜に25.825ドルまで下げていたが、FOMC後の反騰で29日午前には26.431ドルまでいったん反騰した。しかしFOMC直後に低下していた米長期債利回りが再上昇したことで29日夜に25.668ドルまで急落、4月22日早朝高値以降の安値を更新した。その後は新たな安値更新を回避しているものの、米長期債利回り再上昇のショックから抜け出せずに26ドルを超えるところは戻り売りにつかまっている。3月31日安値からの反騰は米長期債利回りがピークアウトしたとみての上昇であり、米長期債利回りが再上昇からピーク超えを目指す動きに入り始めるとシルバーの上昇も一巡となり再び安値試しへ向かいかねないところだ。

概ね3日から5日周期の短期サイクルでは、4月28日夜安値でいったんサイクルボトムをつけて反騰入りしたものの29日午前高値で戻り一巡となり弱気サイクル入りしたと思われる。ボトム形成期は5月3日夜から5日夜にかけての間と想定し、29日午前高値を上抜き返すような反騰がみられないうちは一段安警戒とみる。
60分足の一目均衡表では29日夜の急落で遅行スパンが悪化、先行スパンからも転落しているので遅行スパン悪化中の安値試し優先とする。先行スパンを上抜き返すところからは反騰入りの可能性ありとみて遅行スパン好転中の高値試し優先へ切り替える。
60分足のMACDは29日夜の急落によるDクロスが続いているのでDクロス中は安値試し優先とする。26.15ドル以下での推移中は一時的にGクロスしてもその後のDクロスから下げ再開とみるが、26.15ドル超えからは反騰入りの可能性ありとみてGクロス中の高値試し優先とする。

以上を踏まえて当面のポイントを示す。
(1)当初、4月29日夜安値25.668ドルを下値支持線、26.15ドルを上値抵抗線とする。
(2)26.15ドル以下での推移中は一段安警戒とし、29日夜安値割れからは25.50ドル前後への下落を想定する。25.50ドル以下は反騰注意とするが26ドル以下での推移なら週明けも安値試しへ進みやすいとみる。また下げ足が早まる場合は25ドル台序盤(25.30ドルから25.00ドル)へ下値目途を引き下げる。
(3)26.15ドル手前は戻り売りにつかまりやすいとみるが、26.15ドル超えからは反騰入りの可能性ありとみて26.30ドル前後への上昇を想定する。26.30ドル以上は反落警戒とするが、26.15ドル以上での推移なら週明けもも高値試しへ向かう可能性があるとみる。

【サイクル分析について】

相場は、上昇→上昇し過ぎ→反動安→下落→下げ過ぎ→反動高という循環を繰り返す。人間心理が楽観し過ぎや悲観のし過ぎを繰り返すためだ。
分析の基本スタンスは、60分足におけるタイムサイクル分析である。短期的な相場変動は、概ね3日から5日周期のサイクルで推移していることが多く、ポジションをオーバーナイトし、数日間トレードする場合に適している。また、長期的なポジショントレードにおいてもエントリーの参考となる。
30分足、60分足、120分足において、顕著な高値から高値までの間隔、安値から安値までの間隔は3日から5日くらいの周期で繰り返されることが多い。
このサイクルによる騰落を捉えるためのオシレーター手法としてRCI(順位相関指数)の26本線を参考としている。この26本線がサイクルと同調して推移している場合には、相場のサイクル性、周期性がしっかりしていることを示し、同調が取れない場合には周期性に変調が発生し、心電図で言えば不整脈のような変動の大きい動きへ進むか、持ち合い相場で方向感をなくしていることを示す場合が多い。
サイクル分析の基本は、手前のサイクルボトムを割り込んだら、次のサイクルボトム形成までの間が下落期とし、手前のサイクルトップを越える上昇の場合には、次のサイクルトップ形成までの上昇と考えることである。
ただし、サイクルトップ形成期への上昇中にあっても、直前のサイクルボトムを割り込む下げとなる場合には、サイクルトップ形成の短縮として、次のボトム形成への下げへ進む可能性を優先する。逆に下げ相場が暫く続いた後等、ボトム形成期間を短縮し、連続的に強気サイクルに入る場合もある。
重要度の高い経済指標の発表に対するサプライズや要人発言等で、当然ながらサイクルも歪み、短くなったり延長されたりするが、そうしたイレギュラーが収まれば基本的なリズムに収斂するものである。

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