西本豪のFX初心者⇒中級者の教科書
FXが向いていると言われる3つの性格とは?
そこで今回は、最近、質問の多い『FXに向いていると言われている3つの性格』について詳しく紹介させていただきたいと思います。
1.FXには向き不向きがある?
そもそも、なぜ「FXに向き不向きの性格がある!」といわれているのでしょう?
実は、『相場』と『人の精神』というのは、切っても切れない関係があります。
FXは性格により向き不向きがある?
過去にFXや株などでトレード経験がある方ならばわかると思いますが、FXと人の性格には非常に深い関係があります。
というのも、何年も投資生活を続けていると気づいてくるのですが、投資に向いた性格を持っている人は早期からドンドン利益を上げていく一方で、投資に向かない性格の人は、いつまでたっても成果を出すに至らないためです。
特に、成果が出ない後者の多くは、「なかなか成果が上がってこないのは性格のせいだ!」と気づくまでに長い時間がかかるため、どうしても性格の問題に気づく前に相場の世界から去っていってしまう傾向にあります。
そのため、「ある程度の投資に関する知識や技術を身に付けているのに勝ちがついてこないよ!」という場合には、是非、自分自身の性格を疑ってみるのも中級トレーダーへの道となります。
2.FX向きの性格の人は?
さて、しかしながら『FX向きの性格』と言うのは一体どのような性格を指すのでしょうか?
続いてはFX向けの性格について詳しくご紹介させていただきたいと思います。
研究熱心!
FXに向いている性格として真っ先に挙げられるのは『研究熱心な人』です。
研究熱心な人は、失敗したトレードについてその原因を追求することができますし、一番強いところは勝ったトレードに対しても『勝ちの理由』を見つけようとされる点にあります。
また、辛抱強く結果が出るまで研究を続けることができるため、長期に渡り継続して成果を出すことができることも大きな特徴の1つといえます。
そのため、FXの世界で成功していらっしゃる方は、『研究熱心』という性格を持ち合わせているケースが多いです。
一発逆転を狙わない!
次に、継続的に勝ちを収めつづけているトレーダーのほとんどが持っている性格の1つとして、『一発逆転を狙わない性格の持ち主』という点が挙げられます。
FXで成功された方の中には、100万円ほどの投資額で始めたにも関わらず、気づいたら数億円にもなる利益を生み出し続けている方もいらっしゃいます。
そのため、トレーダーとしてはどうしても一発逆転を狙いたくなる気持ちが湧いてくるのは、仕方ないことなのかも知れません。
しかしながら、FXを始めてみればすぐに分かるのですが、一発逆転を狙ったトレードの成功率はかなり低く、ほとんどの場合において失敗トレードとなってしまいます。
そのため、意外かもしれませんが、実は、『堅実な人』の方がFXに向いていることが多いです。
キレない!
そして、最後にFXトレーダーとして最も重要な性格の1つとして挙げられるのが、『キレない性格』です。
正直、プロトレーダーとして活躍されていらっしゃる皆様は、日々のストレスが非常に大きいため、誰かと大喧嘩したり、ブチ切れてマウスを投げつけて壊したりする方もいらっしゃいます。
しかしながら、そんな荒々しい状況に見えても、トレードに関しては冷静沈着で、どんな場面においても自分を見失わないよう心がけているかたが多いです。
いちいち自分の失敗を人にぶつけているようでは、いつまで経ってもトレードが上達しないという事は、トレーダーの世界だけでなく、様々な職業でも共通する点となっています。
そのため、私生活が無茶苦茶な状況であったとしても、マーケットに向かう時だけは最大限の集中力を発揮することが勝ち組トレーダーの共通点となっていることを覚えておいて頂ければと思います。
3.FXに向かない性格の人は?
続いて気になるのは、『FXトレーダーとして向かない性格』についてですが、FXに向かない性格としては一体どのようなものがあるのでしょう?
単純に言ってしまえば、「先ほど紹介したFXに向いている性格とは真逆の人がFXトレーダーとして向いていない!」ということになるのですが、他にも「こんな性格の人はトレーダーとして大成している人をあまり見かけないよ!」という性格もありますので、せっかくなので紹介させていただきたいと思います。
痛みに耐えられない人!
トレードをしてみればすぐにわかるのですが、目の前では1秒単位で数万円のお金が減ったり増えたりしています。
そうした状況を眺めていると、数万円単位でお金が出て行く様子を見ているときはもちろん、利益がどんどん増えている時でさえ、心が折れそうになるようなプレッシャーが掛かります。
そのため、人によってはトレード前に想定した損切りラインまで我慢することができなってしまったり、利益確定ラインへの到達を待たずに決済トレードを行ってしまったりすることも珍しくありません。
しかしながら、こうしたトレードが積もり積もっていくと、当然ですが、緩やかに負けていくことになるため、『痛みに耐えることができない人』で、成功しているトレーダーを見たことがありません。
自分を信じられない人!
あとは『自分自身を信じることができない人』もまた、FXトレーダーとしてかなり苦しい思いをされる事は間違いありません。
トレードで大損をした後は、正直、自分自身を信じる事は全くできなくなってしまいます。
トレードは大金を稼ぐことができる一方で、それまでコンピューター上に表示されていたお金が、一瞬にして消えてなくなることもあります。
そうした時、正直、「再び立ち上がることができないのではないか?」と思えるほどの苦痛を味わうことになり、自分自身を全く信じることができなくなってしまいます。
しかし、そうした取引の後も、トレーダーは自分の信念を信じ再び相場の世界へと戻ってこなければいけません。
そのため、自分自身を信じることができない人はFXトレーダー向きの性格では無いため、トレードを重ねながら少しずつ自信を深めていく必要があります。
4.まとめ
今回は『FXに向く性格・向かない性格』についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
もし「数年間FXトレードをしているのにずっと負け続けている」と言う人がいらっしゃいましたら、自分自身の性格についても、ぜひ一度考えていただけたらと思います。
また、個人的に私の周りにいる勝ち残ってるFXトレーダーの皆様の性格の共通点としては、皆さま、『FX以外にも成功体験がある!』という方々ばかりです。
勝ち組トレーダーを見習う訳ではありませんが、自信がない時、少しだけ自分のことを信用してあげると、大きな成果につながることがあるかもしれません。
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